年金のしくみを分かりやすく解説!

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そもそも年金ってどういうもの?

年金は簡単にいってしまえば、今の若い人たちが今のご年配の人を支える仕組みになっています。
その年金も、じつは三つに分かれます。

誰でも入っている国民年金と厚生年金、そして共済年金に分かれます。
国民のものは、自営業など誰でも加入しているものになります。
厚生のものに加入しているのは、会社員などになり同時に国民のものにも入っていることになります。
共済のものは、公務員などが加入しており国民のものも同時に入っています。
国民のものであれば支払金額は約一万五千円程度になり、毎月支払うことになります。
現在であれば銀行を利用して支払うなど条件によっては支払う金額を減らすこともできるので、工夫するとよいです。
厚生や共済は給料などから一定の金額が差し引かれることになります。
将来的にもらえる額が多くなるのは、厚生と共済になります。

年金

国民のものに入っている人は、第一号被保険者と呼ばれます。
厚生や共済であれば第二号被保険者ということになります。
二十歳になれば、誰でも年金に加入することになります。
二十歳以上になれば、自動的に加入しているものと見て間違いはありません。
そしてもらえる時期は、原則六十五歳からになります。

年金をもらうためには

もらうためには、二十五年以上支払う必要があります。
また、もらえる額が少し減りますが六十歳からもらうことも可能です。
逆に受給するのを七十歳まで伸ばすこともできます。七十歳から受給するとなれば少しもらえる額が増えます。
生活スタイルなど目的に応じて受給する年齢を決めることができます。
現在はシミュレーションを使って、将来いくらもらえるのか計算できるので利用してみるとよいです。
もらえる金額が分かれば、老後の生活を想定することができます。

分からないことがあれば、事務所などで相談してみるとよいです。
個人個人によって問題は異なりますので、相談して解決するという手段を知っておくとよいです。
加入して二十五年以上支払い続けなければ支給されないのですが、病気やけがなどで障害をもってしまった場合支給されるものもあります。

きちんと支払っていけば、将来的にはもらえるものです。
日本がなくならない限りもらえるものなのできちんと支払っておいて損するものではありません。
高齢になると働くのが難しくなるものです。将来的にもらえるもののために今からきちんと知っておくとよいです。
会社員などであれば、会社が加入しているはずなので問題なく加入できます。
また、支払いが難しくなってもきちんと手続きをとれば期間の延長など状況によって対応してもらえるので確認しておくとよいです。

私的年金というものもあります

上記でご紹介した3つの年金以外に、自分で別に用意する私的年金というものもあります。
たとえば、掛け金を運用して老後に備える確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん)というものもあります。
余分に準備しておけば、それだけ安心感は増しますが、この場合運用した結果に左右されるため、実際にもらえる年金額は事前に確定しません。

年金

老後でも安心して生活していくために、必要なものです。現在は、いくら支払ったか将来いくらもらえるのか確認することが手軽にできるので安心できます。
定期便などでお知らせしてもらえるので、間違いがあればすぐに申告できる体制になっているので自分のことを知ることができます。
きちんと自分の記録を保管しておき、何かあっても対応できるようにしておくとよいです。

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