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株価ってどうやって決まるの?

金融・財務・経済

替やFXと並んで人気の株。
最近では株主優待を目的に購入する人も増え、一般的にも広く広まっているように感じます。
株を始めたばかりの人も、これから株を購入してみようかなと考えている人も、ここでその即身について、ちょっと勉強していきませんか?

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株の仕組みを分かりやすく解説!

株式会社では特定の条件を満たすと証券取引所に上場をすることができ、証券取引所を通じて世界中の投資家から資金を集めることができるようになります。
上場会社では株式を発行して、自社の株式を証券市場で自由に売買をすることが可能になってきます。
上場企業の発行する株式の1株あたりの価格が株価となり、その値が変動することで企業の株式価値が決まってくることになります。
そのため、企業の株価が上昇するほどに企業の株式価値は高まり、企業では株式市場から多くの資金調達をすることが可能になってきます。

為替

企業の価値を決める株価というのは、証券取引所において対象企業の株式を、買いたい投資家と売りたい投資家の相対的な数によって決まってくることになります。
つまり、対象企業の株式を買いたい投資家の方が多くいる場合には、株価は上昇していきます。逆に対象企業の株式を売りたい投資家の方が多くいる場合には下落をしていきます。
世界には大規模な資金を運用する機関投資家の他に個人投資家などがいるため、多くの投資家の需給バランスによって価格が形成されていくことになります。
世界中の投資家が特定の企業の株式を買いたい、または売りたいと考える要因としては、まず企業の業績が挙げられます。

企業の業績が良くなると・・・

企業の業績が良くなる見通しがある場合には、その企業の株式を買いたい投資家が多くなり、株価が上昇することになってきます。
企業の業績が拡大すると企業では配当や自社株買いなどの形で株主還元を増やすことになるため、予め株式を購入しておく流れが出てくるからです。

企業の業績が悪くなると・・・

逆に業績が落ちる可能性のある企業では配当の減配などの恐れが出てくるため、株式価格は下落傾向となってきます。
企業の業績において注意したい点としては、今の業績よりも将来の業績が折り込まれていることが挙げられます。
例えば、新製品の開発や新業態の拡大によって、今後の業績が大きく拡大することが見込まれる企業の株式は投資家の期待感の高まりから、株式価格が大きく上昇することになってきます。
しかし、期待で買われていた企業が、数年後思ったほどの業績拡大がなかった場合には、価格が大きく調整する場合も出てくることになります。

株式価格を決めるもうひとつの要因

次に企業の株式価格を決める要因として、金融市場全体の需給動向が挙げられます。
国の中央銀行が金融緩和政策に動いている時には株式市場に余剰資金が流れるようになるため、多くの企業の株式は高く維持されることに繋がります。
逆に中央銀行が金融引き締めに動く時には、株式市場から資金が流出するために多くの企業の株式価格が下落傾向となる場合が出てきます。
さらに国全体の景気動向によっても、株式価格が左右されることが起こります。
国全体の景気が良くなってくる時には海外投資家が株式の購入に動くため、株式相場全体がかさ上げされます。
逆に国全体の景気が減速している時には海外投資家の資金が流出することになり、株式相場全体が軟調となることがあります。
これらの国全体の要因として株式価値が決まる面もありますが、あくまでも個別企業の業績などの要因によって株価は形成されるのが基本となります。

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