プリンターはメーカーによってかなり特色が異なりますのでプリンターを選ぶには、まず自分の使いたい用途がどのメーカーの特徴に合致しているかを検証することになります。
プリンターのメーカーは主に4つあります。
プリンターのメーカー
エプソン、キャノン、ブラザーそしてHP(ヒューレットパッカード)です。
エプソンとキャノンはどちらもとてもきれいな写真が印刷できるのが特徴です。
エプソンはビビッドな発色でとても鮮やかです。
色のメリハリが鮮やかなので黒髪など暗い色が多少沈んでしまうのですが、
色鮮やかなものはより色鮮やかに映し出されます。
一方キャノンは自然に近い色合いで、エプソンが鮮やかに映し出すので、それに比べると
地味な印象を受けますが柔らかい落ち着いた印象を与える仕上がりになります。
黒髪など暗い色も補正機能で塗りつぶされたような仕上がりにはならず、
コントラストを細かく映し出します。
エプソンやキャノンに比べてしまうとブラザーと
HPの写真印刷の仕上がりはどうしても劣ってしまいます。
その代わりブラザーはプリンター、スキャナに加え電話、
FAX機能も付いている多機能面に優れています。
維持費が安いのもブラザーの特徴です。
HP(ヒューレットパッカード)の機種は
プリンター本体がとても安いのが特徴です。
プリンターからメールができるなどネットワーク機能が充実しているのも
HP(ヒューレットパッカード)の特徴です。
プリンタにはインクが独立しているタイプと
ヘッドとインクが一体型になっているタイプがあります。
ほとんどのプリンタがインクが独立しているタイプなのですが、
HP178、HP920を除くHP(ヒューレットパッカード)全機種と
キャノンのPIXUS-MX420とPIXUS-iP2700が
ヘッドとインクが一体型になっているタイプです。
ヘッドとインクが一体型になっているタイプはインクが独立しているタイプに比べると
生産コストがかかるためにどのようにしても値段が高くなります。
維持費を抑えたい場合はインクが独立しているタイプを選ぶとよいでしょう。
ヘッドとインクが一体型になっているタイプは目詰まりもほとんどなかったり、
ヘッドの劣化の心配がいらないという特徴もあります。
プリンターインクの種類
さらにインクにも顔料インクと染料インクの2種類に分けられます。
顔料インクは文字印刷に向いていて、染料インクは写真印刷に向いています。
エプソンのPXシリーズは全色顔料インクのみの機種ですので
文字印刷しかしない人に向いています。
エプソンのEPシリーズは全色染料インクのみの機種ですの
で写真印刷しかしない人に向いています。
キャノンは黒インクが顔料インクでカラーインクが染料インクになっているため
黒文字印刷とカラー写真印刷がどちらもキレイに印刷されるので、
文字印刷も写真印刷もしたい場合はキャノンが向いているという事になります。
自分の使いたい用途や自分に見合った維持費に合わせて後で後悔しないようにプリンタを選ぶとよいでしょう。
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