2016/08/30
windows10は、最後のメジャーバージョンアップとなるOSです。
今後は新たなバージョン番号を付けたOSを投入せず、
windows10のまま様々な機能を無料で追加していく方針がとられる予定になっています。
そのため、過去のOSで問題となったサポート期間終了による
セキュリティ問題も起こることは無く、ずっと使い続けることが出来るようになります。
windows10ではインターフェイス面で大きな改善がありました。
要望が多かったスタートメニューが復活したデスクトップは、
従来のタブレット端末での操作性を重視した構成からパソコンでの使用を想定した作りに変わり、
スタートボタンの他にもインターネット上とパソコン内を検索できるようになったり、
アプリをピン留めするタスクバーや
入力方式を切り替える際に使うタスクトレイなどが搭載されています。
日付をクリックするとカレンダーが表示されるなど、
細かい部分も利便性を向上させるようにこだわって作られているのです。
復活したスタートメニューは、大きな変更が加えられています。
横方向に広くなり、タイルが表示されるようになりました。
タイルにはよく使うアプリやゲームなどを登録できるほか、
天気予報や最新のニュースなどを表示させておくことが可能です。
また、タイル部分のサイズを変えられたり、
場所の移動や特定のタイルを非表示にするなど、
カスタマイズによって使いやすくすることが出来るのです。
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ウィンドウ操作も新しい機能が追加されています。
四分割スナップという機能で、ウィンドウをデスクトップの角にドラッグすることで
ウィンドウの大きさがデスクトップのちょうど4分の1の大きさになるのです。
この機能を使えば、四つのウィンドウを均等に四分割し、見やすく表示させられます。
また、左右に二つのウィンドウや上下に二つのウィンドウを表示させるといったことも可能なので、
アイディア次第で多くの使い方が出来ます。
バックアップ機能も充実していて、現在の構成をまるまる保存したり、
不具合が発生したら保存した状態にすぐに戻せるといった
市販ソフト並みの機能が標準で搭載されているのです。
ちゃんとタブレットでの使用も想定されています。
タブレットモードに切り替えればアプリが全画面表示になったり、
アプリを画面の上から下にスワイプさせることで終了できるなど、
タブレットの使用に最適なインターフェイスになります。
さらに、音声入力に対応する機能も追加されています。
まだ日本語には対応していませんが、今後の対応予定には入っており、
マウスやキーボードを操作することなく天気やスケジュールを確認したり、
運送中の宅配便を追跡できたり、メールの送受信などを行えるようになります。
windows10はユーザーからの要望に応えた利便性を追求したOSで、
パソコンとタブレットの両方に対応するだけでなく、
音声認識という最新技術にも対応しているOSなのです。