windows XPのサービスパックをダウンロードする方法

ツール・ソフト

windows10への無償アップグレード騒動(騒動と言ってもいいだろう)も8月に入ると同時に収束し、windowsのアップデートのことも考えない1週間が過ぎようとしています。

が、訳あって、なんとwindows XP搭載のPC、しかも一度もネットにつないだことのないノートPCを「ネットにつながるように設定してほしい」と依頼があり、自分なりに調べてなんとか接続できるように設定をしました。

「ネットなんて普通につながるでしょ」
と思うと思いますが(私もそう思っていました)
ずっとオフラインだったということは、windowsのアップデートもしていないわけですし、ネットをつなごうとしても全くページが開けなかったんです。

最初はポケットwifiが悪いのかと、ほかの無線で接続を試みたり、ポケットwifiにほかの端末でアクセスしてみたりしたのですが「これはどう考えてもPC側の問題だ」ということが分かり、以下のような方法を試しました。

今日日、windows XPをアップデートしなければならない状況の人が果たして日本に何人いるのかは不明ですが、とにかくどこを調べても情報がなく困った経験を活かし、そのごくわずかな人たちのお役に立てればとここに書き残しておきたいと思います。

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そもそもサービスパックのダウンロードができない

だって、ネットにつながっていないんですから^^;
ということで、普段使っているPCで、サービスパックをUSBに落として、それを件のPCにインストールするという方法を試しました。

が、ここで問題が。

windows XP自体がマイクロソフト(以下MS)のサポートが終了しているので、Windows Updateカタログからダウンロードできなくなっていたのです。

(ちなみに、搭載されていたのはサービスパックの2だったので、ここでは3をダウンロードしたかったのです)

非公式サイトでサービスパック3をダウンロードする

そこで、MS公式ではありませんが「Internet Archive Wayback Machine」よりサービスパック3をダウンロードすることに。
少々時間はかかりましたが、無事USBにダウンロードができました。

これをwindows XP搭載PCへ。
先ほどのサービスパックをクリックしてインストール。
相当時間がかかりますので、この間に食事をしたり用事を済ませます。

Internet Explorer 8にアップデートする

これが完了したら、インターネットエクスプローラー(以下IE)の8をダウンロードします。
これももちろんオフラインではできませんので、もう一台のPCで落として~という手段を取りました。
こちらはそんなに時間はかかりませんでした。

windows updateをする

これが完了すると、「すべてのプロフラム」から「Windows Update」を選択。
実に145個の更新が!!
これをすべてダウンロード、インストールしていきます。
途中、再起動がかかりつつ、更新が追加しつつで合計5時間ほどかかりました。

やっとネットにつながるように!

これが完了した時点で、ネットにはつながるようになっていました。
しかしながら問題も。

PC

やはり問題は残ります

問題その1.
PCがむちゃくちゃ重いです。
今まで、古いPCなのに画像を保存したりは難なくでいていた様子。
これは特に何かをインストールしたりネットにつないだりしていなかったからだと思います。
流石に古いPCにいろいろインストールしたものだから、サクサクは動かなくなってしまいました。

問題その2.
アドビの更新ができませんでした。
というのも、こちらもwindows XPに対応するサポートが終了している様子。
そのため、ネットにつないでもきちんとすべてが表示されない場合も出てくるかと思います。

あくまでも応急処置的なもの

ということで、ド素人の私でもここまでは何とかできました。
が、お世辞にもサクサク使えるPC、という状態ではないと思います。
「買い替えるのが一番かも(もしくはwindows 7とかvistaにアップデートするとか)」
という気もしますが、珍しい体験ができました。

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