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巨大企業NTT西日本、その成り立ちとは

time 2015/07/02

ntt西日本

ntt西日本は正式名称を西日本電信電話株式会社と言い、ntt東日本と合わせてグループとして日本最大手の通信関連企業として、日本国内で知らない人はいないと言っていいほどの大企業です。

このntt西日本は完全な私企業ではなく特殊会社という扱いになっています。特殊会社は、公共性が高く行政が関わり監視等することが必要でありながらも、会社という形で運営した方が適切であると判断された場合に法律によって設立されます。この企業が主力として取り扱っている事業は電話、インターネットなどの通信事業となりますので、公共性の高さは言うまでもありませんね。
ですが、このntt西日本は、かつては特殊会社という私企業の立場ではなく、公的な特殊法人と呼ばれるものでした。30代後半以降の方は覚えてらっしゃる方もいるでしょう。その名前は、日本電信電話公社、通称、電電公社というものでした。

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その日本電信電話公社は1952年に、それまで国の電気通信省によって行われていた電話業務を運用する組織として設立されたものとなります。発足当時の資本金は182億円近くだったと言われており、全国の電話全てを運営するということで当初からかなり規模の大きい団体でした。
そして長らく公的な団体として電話事業を一手に取り扱っていたわけですが、徐々にその寡占状態であることが問題となってきます。電話については電電公社でしか取り扱えないため、競争の原理が働かなかったのです。高度成長期に応じてほかの業界では同業企業との価格競争、品質によるアピールが始まり、安価で高品質なものが提供されていきましたが、電話については、特に価格の点が問題となっていました。
そこで1985年、電電公社設立のもととなった公衆電気通信法は電気通信事業法に改正され、電電公社は日本電信電話株式会社となりました。
この際に全国を東西に分け、日本電信電話株式会社を持ち株会社として発足したのがntt西日本です。
管轄範囲としては例外もありますが中部地方を境に、静岡県、岐阜県、富山県より西がその営業地域となります。

ちなみにこの時、国際電話のサービスについてはそれまでと同じく国際電信電話株式会社(KDD)によって行われることとなり、こちらはその後のKDDIに繋がっています。
それから電話事業は競争化の波にさらされ、互いに品質と価格を競う業界となりました。現在では主要な電話、通信系の企業と言うとntt西日本、東日本のグループとKDDI、ソフトバンクがありますが、nttグループ以外は統合や異業種からの参入を繰り返し今の形になっているのに比べ、nttはいまだ発足当時の企業を残し、最大手として君臨し続けています。

業界のトレンドは携帯電話、スマートフォンなどの移動通信隊に移りつつはありますが、インフラとしてまだまだ固定電話の需要は高く、日本経済の中でntt西日本の占めるその位置は非常に重要なものと言えるでしょう。



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