アスクルの経歴と魅力

ASKUL 仕事

ASKUL

アスクルは、日本の企業で東京都江東区に本社を置いている事務用品などを中心とした通信販売会社です。
現在の社名のアスクルは「明日来る」から来ており、その名の通り全国に大規模な物流センターを構えており、日本のほぼすべての地域で翌日までの配送が可能であるという特徴があります。

アスクルの歴史

アスクルは、もともとは1963年に事務用品メーカーのプラス株式会社の完全子会社としてプラス工業株式会社として設立されます。
この当時は通信販売会社ではなく、また休眠会社化するなどしていましたが、1993年に親会社のプラス株式会社のアスクル事業部が首都圏の事業者に向けて翌日配送の通信販売サービスを開始します。
この頃、社名はリンクス株式会社に変更されますが、1997年にはアスクル株式会社に社名変更し、インターネットを利用した受注を開始します。1997年当時はまだインターネットも普及段階であり、その点ではインターネットショッピングの黎明期から存在していた会社になります。
現在も同様でも事業者向けが中心で、個人向けやSOHO向けでは別サイトとなっており、品揃えなどは事業者向けと変わらないものの値段設定が異なる扱いとなっています。
2012年までは筆頭株主は株式会社プラスでしたが、ヤフー株式会社が第三者割当増資を実施し、ヤフーが現在の筆頭株主となっています。

アスクルの飛躍

当初は事務用品および保存性の効く食品を中心に取り扱っていましたが、2013年には医薬品専門のロハコドラッグをオープンして医薬品のネット通販に参入したり、2014年には法人向けのサービスを拡充させるために弁当の宅配事業である「ごちクル」を展開するスターフェスティバル株式会社と業務資本提携などを行っています。

アスクルの特徴

アスクルの特徴としては、やはりその配送するスピードの速さです。
これは物流センターを大都市近郊に複数、設置していることで実現しているもので、現在では埼玉、東京、大阪、横浜、名古屋、福岡、仙台の7箇所に大規模な物流センターを保有しています。また宅配業者の即日サービスが利用できる地域であれば、注文した時間帯がはやければ、その日のうちに商品が届く場合もあります。
品揃えも豊富で商品点数も85万点以上もあり、在庫も豊富なので必要とする事務用品などすぐに手に入れることができるメリットがありますし、1000円以上の買い物で送料が無料になるので、近所のホームセンターや文房具店に行くような感覚で購入することができます。

個人向けならLOHACO

一方で、事業者向けであるため利用するためには法人格を有している必要があります。
このため一般の人が利用する場合には個人向けのロハコを利用する必要があります。
ロハコはヤフーショッピング内にあるため、ヤフーIDが必要になりますが、商品点数が豊富で、1900円以上の買い物で送料無料になるメリットがあります。
また配送のスピードもはやく対象エリアであれば最短で当日の配送が可能です。

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