食べログ炎上問題。外食の頼みだった食べログの実態とは

生活

カカクコムが運営するグルメサイト「食べログ」は昨年度の売り上げが157億円にものぼる一大ヒットサイトです。この食べログがらみで9/7のカカクコムの株価が一時年初来安値を更新するという事態に陥りニュースになりました。
問題の発端はあるワインバーオーナーがツイッターへ投稿したつぶやきにあります。それには「食べログのスコアがいきなり3.0にリセットされた」「営業担当者から食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とすと言われた」といった内容のもので、これが瞬く間に多くの人にリツイートされ、そこから食べログが評価点数のことで炎上するという事態に発展しました。

元々食べログというサイトが現在のように急成長を遂げたのは、それまでのグルメサイトといえばお金を支払っている店だけしか掲載されていない上に、掲載内容もその店側の一方的な宣伝のみだったため、店選びをする側にとってはかなり偏った情報しか得ることが出来ませんでした。
しかし、カカクコムはすべての店を無料でデータベース化した上に実際に利用した客側のクチコミも掲載されるようになったことで、ユーザーにとっては今までにない公平性とより信頼出来るものと感じられるサイトであったからです。
しかし、食べログの点数評価そのものが、ユーザーによる評価だけではなくそれにプラスカカクコム独自のアルゴリズムというものが加わっていてなおかつそれについての詳細は公表されていませんので、実際のところどこまでが本当の利用者の生の評価でどこからが食べログ側の勝手な判断なのかは不明です。
そもそも評価する人の基準というものからして、人によって味の好みや店に対して感じることはあまりにもバラバラなので、点数評価自体が、本当の意味での信頼出来るものと言い切れるものなどありません。

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更にクチコミに関してもガイドラインというものがあり、お店に対しての批判的な書きこみは掲載されないという面もあるため、これではやはりある種の一方的な情報しか得ることが出来なくなります。
食べログは本来は無料で店舗掲載を行っている訳ですが、有料店舗会員という制度があり、これに登録した店舗に関しては検索の上位表示やよくないクチコミは積極的に削除してくれるというシステムになっているようで、前述したインターネット予約云々はまさにこの有料店舗会員になりなさいという営業でもあった訳ですが、店選びをするユーザー側からするとこの点で既に公平性はなくなってしまっているのが実態です。
ですから利用する側としては、もちろん、どこにどんなお店があるのか、写真等で店内の雰囲気や出されているメニューなどを確認するのには便利に使えますし、クチコミなども一応は読んでみることも1つの選択の目安にはなると思いますが、その程度にとどめて、信頼しすぎない、鵜呑みにしない、とりあえず参考にするくらいの軽い気持ちで見てみることが上手な利用法といえるようです。

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