最近テレビ番組や動画投稿サイトで、ドライブレコーダーによる交通事故の瞬間動画や危険行為を見る機会が増えました。
タクシーやトラックへの普及率は年々上がってきていますが、普通車への普及率はまだ低いとも言えます。
ドラレコは事故の瞬間を撮影している為に、信号無視のトラブルや一時停止など相手との主張が食い違った時に動かぬ証拠となりますし、事故以外でもドライブ記録として見る事が出来たり、珍しい風景や出来事を捉えている事もあり、とても便利なグッズとなっています。
そんなドラレコですがネットオークションや通販サイトでも様々な物が紹介されていて、初めての購入の際にはどれを選べばいいのか基準も分かりませんし、色々と迷ってしまいます。
そんな時に選ぶ基準としては、まずドラレコは画素数が命だと思ってください。
と言うのもせっかく事故の瞬間や当て逃げなどの瞬間を撮影してみても、再生してみると相手車両のナンバーがはっきりと映っておらずに車両特定が出来なかったりする事もあるからなのです。
信号の色ぐらいは分かっていたとしても、ひき逃げや当て逃げ車両を特定する場合に、肝心のナンバーが分からなければせっかくの映像も役に立たないのです。
次に選ぶ基準としてはフレームレートを見る事で、フレームレートとは、例えば15fpsだと15コマ/秒の画像が録画されるという事で、時速100kmの場合は1秒間に28m進む計算なので、一コマあたり1.8mも進んでしまい、事故の瞬間を記録することは難しいと言えます。
選ぶ際は最低でも30fpsを選ぶべきです。
ドラレコの性能としては常時録画だけの物や、衝撃センサー内蔵している場合は衝撃があった時から前後15秒程の映像を保存してくれるものもあります。
常時録画は実際に事故があった時の映像を探すのに手間がかかりますが、ショックを感じた時に保存してくれる機能も付いている場合は映像を探すのにも苦労しません。
また夜間の映像が綺麗に映るものをセレクトするのも重要で、街頭の照明で映像がぼやけてしまうような物を選ぶと、夜間の事故に対しては何の役にも立たなくなってしまいます。
こういった所がドラレコを選ぶ基準となりますが、基準は分かっていても実際にその物がどれだけの性能か分からない場合は、比較サイトや口コミサイトで紹介されている物を基準にするのが賢く、失敗のない選び方になります。
比較サイトなどでは実際に使用した方からの感想なども紹介されていますし、どんな時に役だったのかも分かり上手な活用方法も理解出来るからです。
比較サイトや口コミサイトを見ると分かりますが、価格重視で選ぶと結局役に立たなかったりすぐ壊れたりする場合が多く、特にオークションで売られている激安の物は中国製の粗悪品を買ってしまう事もあるので注意が必要です。
また付加価値としてGPS内臓で、地図上でもルートを記録してくれるものもありますが、あくまでも付加価値なので必要性をよく考えてセレクトするのも賢い選び方です。
いざいとう時の為のドラレコですので、安さだけにつられて粗悪品を購入しないように比較サイトや口コミサイを賢く利用しましょう。
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