最近では、デコパーツやクラフトの材料が、専門店に行かなくても身近で手に入るようになりました。
そのため、ハンドメイドでアクセサリーや小物を作るという人も、昔に比べて増えてきたように感じます。
作った作品は、自身で使うだけでなく、様々な場所で販売されています。
フリーマーケットやオークションサイト、最近では「メルカリ」などが人気ですね。
ですが、ハンドメイド品の専門販売スペースというのは、まだまだ限られていました。
そんな中、満を持して登場したのが、大手IT企業GMOが展開する、ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」です。
名前だけは聞いたことがある、という人も多いかと思いますが、実際にミンネはどのように活用できるサイトなのか、ご紹介したいと思います。
既製品ではなく、作家さんを身近に感じられる
ハンドメイド作品の専門販売サイト
ミンネでは、既製品の販売はNGです。
その代わり、ほかのサイトではなかなか販売の難しい、手作りで量産できないような、アクセサリーや服飾雑貨、おもちゃ、アートなどが売買できます。
登録されている作家さんの数は実に20万名。
アイテム数は300万に上ると言われています。
それらのアイテムは、もちろんほかでは手に入らないハンドメイド品。
「人と同じものはイヤ」という人には、うれしい品ぞろえになっています。
ユーザー登録すると、購入は手数料無料でできますし、販売も手数料は10%のみです。
大手ショッピングモールに出店しようとすると、初期費用や手数料が高く、なかなか趣味の延長で作ったものを販売する程度では手が出せなかった、という方でも、ミンネなら気軽に販売を始められます。
膨大な数の作品と作家さんの中で、コンスタントに売り上げを上げていくのは確かに至難の業です。
ですが、サイトで商品をピックアップしてもらうために、写真を上手に撮れるよう、スキルを磨いたり、トレンドや「今欲しがられているアイテム」について研究するというクセもつけられます。
つまり、ミンネで作品を多くの人に見てもらいながら、「販売」という営業的な側面の腕も上げていける可能性があるのです。
これは、ゆくゆく自身のサイトで販売を行ったり、もしくは実店舗を持つのが夢、という人にでも、ステップアップしていくために有効な手段といえるのではないでしょうか。
まずはミンネのなかで注目される作家さんに
本格的に、作品を販売することで生計を立てていきたいという人も、まずはミンネの中で抜きんでることを意識してみてはいかがでしょうか。
単に複数の作家さんの作品を販売する場というだけでなく、アイテムをピックアップして紹介してくれたり、複数の作家さんと共同でミンネのオリジナル商品を展開したり、またミンネの雑誌も定期的に発売されています。
そういった、ミンネが展開する「プロモーション活動」に便乗することで、一から一人で販売を開始するよりも、多くの人の目にあなたの作品を触れさせる機会に恵まれるのではないでしょうか。
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