シェアハウスで実際に生活してみて感じた事
私は小さい頃からずっと地方に住んでいたせいか、
就職先は人がいっぱいいる都会にしたいとずっと考えていました。
しかし、地方から都会に出ていくには結構な費用がかかります。
その時にとてもお世話になったのがシェアハウスです。
シェアハウスを利用した理由
最初は説明会や就活での用事があるたびに
ビジネスホテルに泊まっていましたが、
次第に資金が足りなくなってきたためシェアハウスの利用を決めました。
シェアハウスは
前家賃と保証金を支払えば期間中はいつでも利用することが出来ますし、
私が選んだところは退去時保証金が全額返ってくるところだったので、
ビジネスホテルよりも安上がりでした。
部屋自体も、生活に必要な家具や家電が用意されています。
部屋にない家電も共同スペースに行けば自由に使えるシェアハウスを選んだので、
シェアハウスを利用中に家具家電のことで困ったことはありませんでした。
ホテルだと家電のレンタルはあっても有料のところも多いので、
この点でも費用を浮かすことができました。
シェアハウスならではの魅力
その他に素敵だなと実感したのが、
掃除当番と食事当番があったこと。
掃除は共同スペースのみですが
当番制なのでいつもきれいに片付いていましたし、
食事当番があったので自分の当番でない時は食事の準備をしなくて済みました。
一緒に生活している人達の中で
希望者のみの当番制でしたが、食事は大人数分を作るため一人当たりの食費を抑えられて節約にもつながりました。
外国の人が当番の時は美味しい郷土料理を振る舞ってくれることもあって、
今でもとても楽しい思い出となっています。
こうして振り返ってみると何もかもいい思い出となっていますが、
滞在中一回だけ大きなトラブルを起こしかけたこともあります。
時にはトラブルも・・・
それはたまたま隣の部屋の人に私が就活生だとばれ、
働く意義のようなものをしつこく言われた時の事です。
今振り返れば、その人は親身になって私にアドバイスをしてくれていたのでしょうが、
当時就職活動が思うように言っていなかった私にとっては、
プライバシーに踏み込まれるような嫌な感じでした。
結局その時は別の人が話題を強引に変えてくれたので
事なきを得ましたが、あのまま話が続いていたら喧嘩になっていたでしょう。
程よい距離感を保ち続けることの大切さ
一つ屋根の下で暮らしていると、
つい普段よりも相手の距離を縮めても大丈夫だと考えてしまうようです。
それが魅力であり醍醐味なのは間違いありませんが、
楽しい時間は相手の触れてほしくない部分に触れないように配慮してこそ得られるものです。
シェアハウスならではのこんなルールも
友達を呼ぶ場合は管理会社に問い合わせて、
身分を保障するものを提示する必要がありました。
特に友達を建物内に招き入れてはいけない決まりではないのですが、
防犯上の観点から厳しくルールを敷いているとのことで、
シェアハウスで生活している間も他の住人の知り合いを建物内で見かける機会はほとんどありませんでした。
今考えると暗黙の了解というものだったのでしょうが、
当時の私はそこまで気づいていませんでした。
なかなかできない貴重な経験
いかがでしたか?
まだまだ普通の賃貸を探すのに比べると、物件も少ないシェアハウスですが、
シェアハウスでなければできない貴重な経験もあります。
他人とのコミュニケーションの中で、
新しい世界観に触れられることは人生をより味わい深いものにしてくれるように思います。
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