javascriptとjavaの違い

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javascriptとjava、名前は似ているけれど別物!

javascriptとJavaとのもっとも大きな違いは
作ったプログラムがコンパイルが必要かどうかです。

javascriptはインタプリタ言語ですので
コンパイルやビルドと言った作業は必要なく、
書いたプログラムはすぐに実行可能です。

javascript
対してJavaはコンパイルを行い、
Javaの仮想マシンで動作できるように作業する必要があります。
両者は似た名前の言語ですが、
稼働の方法が異なり、また、言語の仕様もかなりの違いがあります。

java

javascriptはネットスケープ社がWWWブラウザである
ネットスケープでインタラクティブな動きをさせるために作った言語です。

覚えやすく、WEBブラウザですぐに稼働させられるので人気がありましたが、
本格的に利用されたのがGoogleのGmailやGoogleMapなどだと言われています。

これらのアプリケーションでjavascriptの本来の能力である
ネットワーク上にあるサーバから画像などを取得したり、
他のサーバと通信することでさまざまな加工をしたデータを習得する能力を
活かしたことで本格的にjavascriptを利用するアプリケーションが増えています。

javascriptは気軽に利用でき、
また、Webブラウザでの稼働が年々最適化されており、
クライアントサイドでの利用が進んでいます。

クライアント用アプリケーションとしては
ブラウザ以外に
スマートフォン用のアプリケーション開発言語としても採用が進んでいます。

スマートフォン用のアプリケーションについては
HTML5と連携して作成する場合と単独で作成する場合がありますが、
両者とも多くのスマートフォン用アプリケーションを登場させています。

また、プログラムを書く際に問題となっていた、
フレームワークの少なさについても急速に改善されており、
Google社などが開発している
オープンソース版のフレームワークが業界標準になりつつあり、
業務システムでの利用も進んでいます。

対してJavaはSUN社がインターネットを最初から意識して
さまざまなコンピュータで動作させられる本格的な言語として開発しています。

現在はOracle社がライセンスを持っていますが、
オープンソースとして開発されており、
堅牢な仕様と最新技術をどんどん取り込みながら
主にサーバ分野での利用が進んでいます。

もともとインターネットと親和性が高いこともあり、
当初はWEBブラウザで稼働するアプレイット版から利用されていました。

しかし、アプレットは当時のPCには荷が重かったこともあり、
多くの場合、Flashが利用されるようになっています。

アプレット版では人気を得ることができませんでしたが、
一度書いたプログラムはどのPCやサーバでも稼働できる特徴を活かして
長期的な利用が多い基幹システムなどに採用され、
多くの場合サーバ分野での利用が増えています。

特に仮想環境を利用した業務システムで採用されるケースが増えています。

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