デジカメ、こうすればプロっぽく撮れる!

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手持ちのデジカメでもっとプロっぽく撮影するポイントとは

デジカメを持っていると、どんな場面でも写真に収めたくなります。
外出時には常にデジカメを持ち歩き、シャッターチャンスがあれば
すぐさまカメラを構えて無我夢中でシャッターを切っているはずです。

しかし、その場では良い写真が撮れたと思っても、
自宅に帰りデータをパソコンに写して大きなディスプレイで見てみてると
いかにも素人が撮影したような出来映えにがっかりしてしまうこともあります。

それは、デジカメで写真を撮るコツを実践していないからなのです。

デジカメ

基礎から学ぶ デジカメ撮影

まず、基本的な構図を覚える必要があります。
人物や建設物、風景などの撮影時には、主役を中心に据えて撮影してしまいがちです。

しかし、三分割法という構図に沿って被写体の位置を決めることで、
プロっぽく撮ることが可能になります。

三分割法とは、撮影対象が写った液晶画面を縦と横の両方向に三分割して、
合計9個の四角形をイメージします。
そして、中央の四角形の四隅に被写体の中心を置くことで
構図のバランスが良い写真が撮れるという方法です。

被写体が人物であれば中央の四角形の右上部分に顔の中心を合わせたり、
建物であれば中央の四角形の右下部分に建物の中心部を合わせれば、
これまで撮影してきた写真とは異なる写真が撮れるはずです。

この三分割法の効果を実感するのに最適な被写体が風景です。
中央の四角形の左上部分に沈みゆく夕日を合わせて撮影してみると、
夕日と周囲の光景がバランス良く配置され、
プロが撮ったような構図になっていることが分かるはずです。

さらに上級者っぽく見えるテクニック

被写体

また、背景を意図的にぼかすことで被写体を目立たせることもプロっぽく撮る方法の一つです。
背景をぼかすためには、絞りを調整することがポイントです。

絞りとは、被写体の明るさを調整する機能で、F2やF16といった数字で表されます。

この数字が小さくなるとレンズを通る光が多くなり、
逆に数字が大きくなるとレンズを通る光が少なくなります。

背景をぼかすにはこの絞りを小さく設定し、
さらにレンズを望遠にして撮影することで被写体にピントが合ったまま
背景を綺麗にぼかすことが出来ます。

こういった機能は、一眼レフという種類のカメラに搭載されていることが多いのです。

一眼レフとは、レンズを通った光をミラーが反射してスクリーンに当てることで、
スクリーン上にレンズが映した被写体をそのまま投影することが出来るカメラのことです。

デジカメで本格的な写真を撮りたいのであれば、一眼レフを使うことがおすすめです。

絞りだけでなく、露出やシャッタースピード、
ISO感度など様々な面でコンパクトデジカメよりも機能が優れており、
プロは全員が一眼レフを使っていると言っても過言では無いほどです。

デジカメでプロっぽく写真を撮るためには、
三分割法を使って構図のバランスを取り、
さらに絞りを調整して背景をぼかすことが近道です。

可能であれば、様々な機能が搭載されている一眼レフを使うことで、
撮影した写真がよりプロに近づくはずです。

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