DCカードの特徴

金融・財務・経済

DCカードは、
三菱UFJニコス株式会社とDCカードグループが発行しているクレジットカードです。
DCカードの名称登場そのものは1984年ですが、
それ以前は三菱銀行系のクレジットカード会社であった
ダイヤモンドクレジットが発行していたダイヤモンドカードの後身になります。

ダイヤモンドの「D」カードの「C」でDCカードです。
また、ダイヤモンドは三菱のマークからきています。

取り扱っている国際ブランドは、
VISAまたはMasterCardのどちらかを選択、またはカードのグレードによっては
両方を保持することができます。

特にDCカードの前身であるダイヤモンドカードの時代において
MasterCardは1969年から取り扱っており、
VISAも銀行系の発行するクレジットカードとしては
2番目となる1989年から取り扱っています。

クレジットカード

DCカードのグレードとしては、8種類が用意されており、
一般向けのスタンダードカード、旅行者向けのニューズ、学生向けのエスプリ、
学生向けおよび旅行者向けのエスプリ・ニューズ、支払いがリボ払いになるジザイル、
上級者向けのゴールドカードとさらにサービスが付与されたゴールドカード・ヴァン、
またリボルビング払い専用の2があります。

それぞれに特徴がありますが、いずれの場合も知名度が高く
18歳以上から申し込みができるという点があります。
また対応関係が良いため、利便性に優れています。

特徴としては、初年度無料で年会費が1250円掛かりますが、
高校生を除く18歳以上で安定した収入があれば作ることが可能です。

発行までに掛かる時間は約1、2週間ほど。
特にクレジットカード全般に言えることですが、
利用実績を積み重ねることで、極度額を揚げることができます。

また対応関係としては通常の問い合わせのほか、
さまざまなトラブルに対応してくれる能力に優れており
安心して利用することができます。

一方で、弱点としてはやや付帯保険が弱いという点です。

こちらはほかのクレジットカードとくらべての話であり、
特にスタンダードなタイプだと補償がないデメリットがあります。

ただし、カードのグレードであるニューズを利用すれば、保険が付帯されますし、
年会費もほとんど差がありません。

またクレジットカード会社が直接発行しているカードということもあって、
ポイント還元などのサービスに関してはやや劣る傾向にあります。

なお、ポイントサービスとしては、
決済1000円につき1ポイントが付与されるという仕組みで
還元率はあまり高くありませんが、
ポイントを他社のマイルやポイントに以降することが可能です。

コイン

なお、DCカードと提携しているカードも多く、
東京大学や一橋大学などの大学が発行する会員証のクレジットカード機能や、
東京電力や日本自動車連盟、ネットマイル、JRAカード、JALカード、MSNカード、
自動車メーカーのホンダや三菱、ゴルフダイジェスト・オンライン、大韓航空、
アリタリア航空などの海外の航空会社や化粧品のワコール、
紀伊国屋書店などが発行するカードと提携しています。

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