生命保険に入ることで得られるメリットは、自分や家族が障害を持つことがあったり死亡してしまったときでも預貯金をカバーしてくれます。
生命保険に加入する理由で最も多く、一般的な動機の一つでもあります。
契約が済んだ時点で契約したときの保障額が保障され、万が一の事態になればその保険金が支払われます。
数回の保険料の支払いがあれば数百万から数千万の保険金を受け取ることができ、緊急時にも預貯金をカバーしてくれるのが最大のメリットです。
入院してしまったときでも、毎月の保険料の支払いがあれば補助金が支給されるのでお得です。
もし生命保険に加入せずに自分たちのお金でまかなおうとしても、時間と労力が必要になるのです。
いつ起こってもおかしくない事態に備えることができ、加入者やその扶養家族を守ることが出来るのです。
また投資といったメリットもあり、少ない金額の投資で多額の保障を購入することが可能です。
リスクを出来るだけ回避するために保険に加入して、大きな利益を得るということです。
保険料で買っているもの
そして安心を買うことが出来るということも、加入することで得られることです。
生命保険は保険会社の実績で保険料が変わってしまうこともありますが、まとまった金額を遺された家族が受け取ることが出来るのが大きなメリットです。
いざというときに備えてコツコツ貯金するとしても、遺された家族が生活するために必要な金額を積み立てる必要がなくなります。遺された家族のことを考えると不安になってしまいますが、加入することで大きな安心を得ることが出来ます。
遺族は平均して2千万円近くの保険金を受け取ることができ、貯蓄をしている途中でもまとまったお金を受け取ることが出来ます。
働き手が居ない期間があっても安心出来るので、本人だけでなく家族の安心を買うことが出来るのです。子供が小さいときに何かあっても、生活費を確保することが出来るのは一つのメリットです。
もう一つの大きなメリット
さらに保険金は相続税の節税に効果があり、保険金があれば相続税の納付にあてることが出来ます。基礎控除枠とは別に非課税枠が保険金にはあるので、余分な税金を支払わずに済むのです。
法定相続人の人数に500万円をかけた金額が適用されるので、大きな節税となります。保険金があれば相続税は現金で支払う必要があるので自宅を売ったり、何かを手放したりせずに税金を納付することが出来ます。
保険金の受取人は事前に指定することが出来るので、親の財産を確実に相続するための証拠にもなります。遺言書のような役割もなるので、トラブルが起こることを回避してくれます。
加入していないとまとまった金額がないために自宅を売る必要が出てきたり、相続税が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。
ちなみに支払った保険料は所得控除の対象にもなるので、相続税だけでなく所得税の節約にもなります。支払った金額より50万円以上増えていれば、所得控除の対象になります。
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