windowsには、多くのバージョンが存在しており、XPの次にリリースされたのがvistaです。
vistaは、XPのカーネルを改良し、ユーザーインターフェースの効果をリッチな物にし、現在リリースされている8や7のベースになる技術が多数採り入れられているのが特徴となっています。
ソフトウェアは、XP時代の物をそのまま利用出来ますので、新しい機能を使いたいXPユーザーの乗り換え先になっていました。
現在では、ブラッシュアップされたwindows 7やwindows 8がありますので、windows vistaを使う機会は大幅に減っていますが、windows updateを怠らなければ、使い方によっては現在でも使えるOSに仕上がっています。
特に、windows 7やwindows 8では動作しなくなったソフトウェアを動作させたい時に重宝し、PCエミュレーター上の仮想マシンにインストールすれば、windows 7やwindows 8との併用が容易になっています。
windows XPよりもメモリの使用量やプロセッサの性能が要求されますが、現在は2017年まで延長サポートが行われていますので、アップデートを行ってセキュリティ関連の修正パッチを適用出来ます。
OSとしては、最新バージョンの基になる機能が多数搭載されていた事で、現在でも通用する内容を持っています。
64bitバージョンも存在しており、32bitOSのメモリ使用量制限を突破する事が可能になっており、4GB以上のメモリを認識します。
ホームエディションからビジネスエディションまで様々なモデルが用意されており、上位バージョンにしか無い機能が数多く搭載されていました。
vistaでは、XPと違ってセキュリティ関連の機能が多数採用されており、新規にOSをインストールする時には、新しいアクティベーションによって、正規の製品であるかどうかをオンラインで確認する事によって、正規ユーザー以外の不正利用を防止する仕組みが採り入れられています。
自作ユーザーがパーツを交換したい時に何度も入れ替えを行っていますと、再認証が必要になりますので、自作ユーザーには不便な部分がありました。
一方で、vistaは光回線などを使って高速にデータの送受信が出来る環境に対応するだけの機能が盛り込まれていますので、ユーザーのカスタマイズ次第で十分に安全で快適なデジタルライフを送る事が出来るマシンを構築出来ます。
エアロや3Dフリップといったユーザーインターフェースに関連する技術の採用は、ユーザーが複数のウィンドウを開いて作業を行う際に、視認性を高めて、作業効率を高められます。
壁紙の変更、ウィンドウのデザインやカラーリングの変更によって、ユーザー好みのデスクトップにカスタマイズ可能です。
デフォルトで搭載されているソフトウェアもXPよりも機能が強化されており、より新しい物を使いたい場合には、サードパーティー製のソフトウェアをインストールすれば、windows7やwindows8で行える事に限りなく近づけます。
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