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ハローワークまるごと活用法③

仕事

求人票の読み解き方について、の続きです。

①、②と記事を書き続けてきて、やっぱり重要なのは「ハローワークの窓口の人に何でも聞き、情報を得て、この人たちを十分に活用する」ということだと再認識しました(笑)。
ハローワークを活用するというか、窓口の人をフル活用するイメージですね^^;
ですが、彼らもそれが仕事ですので、遠慮なく活用しちゃいましょう。

それでは、「求人票の読み解き方」の続きです。

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賃金形態

月給制と、よく言われる「日給月給」の違いはご存知ですか?
月給制は、ひとつきまとめて定額で決まっている賃金形態です。
ですので、その月の休日が何日有ろうと、残業などを除けば基本一定であるということです。
しかし、日給月給になると、休日分は差し引かれます。
なので、6月の給与はバンザイでも、連休の多い5月、8月などはテンションが下がってしまう場合が多いんです(笑)。
休めるのに手放しで喜べない、これが日給月給だと思ってください^^;
その他日給制や時給制はご存じのとおりです。

昇給・賞与

「賃金」の項目だけに左右されてはいけません。
昇給(基本給のアップ)・賞与(ボーナス)はかかせません。
正社員で狙っているなら、ここも必ずチェックしてください。
落とし穴としては、検索を掛けるときに賃金の額を高めに設定して絞りをかけ、選んでみたものの昇給・賞与がほとんどない場合。
そういう時は逆に賃金を低めに設定して検索をかけ、昇給・賞与がしっかりとある企業を狙うのも手です。

就業時間

これも要注意の項目の一つです。
特に「土日祝休み」で検索していても、この項目に「※ただし土曜日は隔週出勤」などと記載されている場合があります。
家族がいて土曜日の出勤は難しい女性などは特に注意が必要です。

また、時間外(いわゆる残業)がどれくらいあるか。
「週●時間程度」と書かれていたら場合、その「程度」の時間は「ほぼある」と思ってください。
また、何時間と言われてもピンとこない場合は、また窓口の人に「この残業時間は多いのか少ないのか」を客観的にアドバイスしてもらってください。
合わせて、残業代がちゃんと支払わせているかという、自分では非常に効きにくい部分も、窓口の人から企業に確認してもらいましょう(笑)。
ブラック企業って意外と多いですからね!

試用期間

最初の数か月間が「試用期間」として、給料が低く設定されている場合があります。
また、試用期間後に試験があったりしないか、通常は試用期間後問題なくそのまま勤務できるものなのかを確認しておきましょう。
中には「トライアル雇用」などを利用した手当目的で求人を出しているブラック企業もあります。
試用期間後に継続して雇用されず、何人もの人をトライアル雇用で雇っては手当をもらうということを繰り返している場合がありますので要注意です。

いかがでしたか?
3回に分けてお送りしてきたハローワークの活用術。
ぜひ就職&転職に生かしてくださいね!
ちなみにハローワークにはハローワークインターネットサービスもあります。
実際にハローワークに行って、休職中の人たちに囲まれながら悶々と求人票を検索するのが苦痛、という方は、ぜひ自宅からハローワークインターネットサービスにアクセスして、よさそうな求人票をピックアップしてみてください。

それでは、あなたの求職活動がうまくいくことを祈ります!

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