24時間テレビはチャリティ番組として有名ですが、以前と比べると、アフリカで生活する難民たちの様子を紹介することは減り、国内で生活している身体障害者の暮らしぶりや、彼らのチャレンジを紹介したり、あるいは24時間テレビに参加している芸能人と身体障害者が一緒になって行うパフォーマンスを見せるといった内容にシフトしてきました。また、深夜帯ではお笑い芸人が数多く出てきて、パーソナリティたちとトークをしたりと、バラエティ色も強くなっています。
そんな最近の24時間テレビの見所は何になるかというと、まずはメインパーソナリティの活躍ということになるでしょう。ここ最近はジャニーズのグループがメインパーソナリティを務めることが多いため、24時間テレビは彼らのファンにとってはほほ丸一日、生放送で彼らを見られる番組ということになっています。
また、マラソンも毎年注目を集めています。この番組でのマラソンの特徴として、あまりマラソンを走るのには向いていない人がランナーとして抜擢されるということが挙げられます。そのため、毎年のように、放送時間内にゴールできるかどうかわからないという状況になり、ハラハラさせられます。マラソンのコースは、安全上の問題で事前には公表されていませんが、テレビを見ていればだいたいどこを走っているのかはわかるので、コースの近くに住んでいる場合は応援に行く楽しみもあります。
パーソナリティ及び、会場に駆けつけたアーティストや芸能人の歌も忘れてはいけません。芸能人同士のコラボが行われることも多く、普通の歌番組では見られないような組み合わせで歌が歌われることもあります。
別番組の人気コーナーの日本列島ダーツの旅も見どころの一つです。メインパーソナリティを含めた、パーソナリティのほとんどが日本各地に出掛けていって、現地の一般人に質問したり、あるいはトークを行うという内容ですが、ジャニーズのグループがパーソナリティの場合、彼らが一般人と絡んで見せる素の様子が楽しめます。また、一般人も突然、ジャニーズのスターがやってきたということでテンションが上がり、面白い反応を見せてくれるので、そういったものも見所になります。
また、ゴールデンタイムには特別ドラマが放送されます。これは、障がい者のドキュメンタリーなどをドラマ化したもので、主役はメインパーソナリティの誰かになることが多いです。なので、もしジャニーズのグループがメインパーソナリティの時は、そのグループの誰かが主役になり、他のメンバーも重要な役で登場する場合があります。障がい者の苦労などを丹念に描いたドラマというのは、他の番組ではなかなか放送されないので大きな見どころと言っていいでしょう。
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