スタバ福袋買占め騒動

金融・財務・経済
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ことの発端は、スタバの福袋発売日。

二子玉川ライズドッグウッドプラザ店の先頭に並んでいた
(正確にはイスを置いて場所取り、本人らは車の中で待機していたそう)グループが
108個の福袋を買い占めたため、2番目以降の客が購入できなかったという事件。

スタバ

事件というほどのことか、と思われるかもしれませんが、
スタバの福袋や限定品の争奪戦は、毎回すごいのです。

毎シーズンコンプしている顧客も多ければ、ネットでの取引も盛んです。

今回の福袋も、買い占め騒動後すぐにヤフオクで転売されているのがニュースになりました。
その後、買占め時の画像をインスタグラムにアップしていたユーザーが発見され、
ヤフオクのアカウントと同じネームであったため炎上。
すでにインスタのアカウントは削除されたようですが、個人特定に躍起になっている人たちもいるようです。

「本当にその福袋を欲しかった人たちが購入できなかった」
これが一番怒りを買った点だと言えます。

買占めをしたグループへの怒りは、徐々に買占め対策を怠ったスタバ側へと移行しつつあります。
実際に買占めをされた際、いったんスタバ側は断ったとのことですが、
個数制限などを提示していなかったことを指摘され、やむなく販売したそうです。

今回の騒動の解決策は?

ツイッターなどでも連日この騒動についてつぶやかれています。
「転売された福袋を買うな」という不買の動きもありますが、どうしても欲しかった人であれば、
倍の値段でも購入するでしょう。

「買占めは法律違反にならないのか?」という意見もありました。
残念ながら、買占め自体は法律違反にはならないようです。
ですが、明らかに転売を目的として大量に購入していたとなると、
古物商免許が必用なのでは?という意見も。

ですが、買占めをした人たちをどうにかすることは現実的に考えて難しいです。

それに、今後も買占めというものは起こり得るでしょう。

では、どうすれば買占めはなくなるのか?

ショップ側が追加販売をおこなう

これが最善なのではないでしょうか。

市場には需要と供給があります。
買い占められる→市場に供給が無い状態(需要はある)→値上がり
するわけです。
なので、
買い占められたとしても、市場に追加で供給してやれば、欲しがっていた人たちも定価で購入することができます。
なにより買占めが転売目的であれば、市場に出回っているので高値で転売はできません。
となれば買占めもなくなるはずです。

爆買い、転売という言葉を頻繁に耳にするようになった今、
そんなに簡単にはいかないかもしれません。
ですが、適正な価格で、本当にそれを欲しがっている人たちが手に入れられる環境を作っていくためには
どのような対策をするべきか、考えていかなければならない状況になりつつあると言えるのではないでしょうか。

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