バーチャルオフィス・レンタルオフィスの違い

レンタルオフィス 仕事

バーチャルオフィスって知っていますか?
この記事にたどり着いた方は、知っているからこそだとは思いますが、
ここ数年で一気にバーチャルオフィスが増えたと思います。

具体的に、いつから出来たものなのかは知らないのですが
一気に増えた理由は、インターネットの普及や
起業しやすくなったことに関係するのではないかと思います。

2002年までは株式会社を設立するためには1000万円以上の資本金が必要でしたが、2003年に改正があり、資本金1円からでも株式会社の設立が可能となりました。
会社設立のハードルがかなり低くなったといえます。

バーチャルオフィス

そして、インターネットの普及により、
ネットを通して会社のアピールや商品・サービスの宣伝も容易になり、
企業したいと思う人も以前よりは多くなったと思います。

しかし会社として運営していくためには、
もちろん、事務所の住所、電話番号が必要です。

自宅兼、事務所という方法もありますが、
事務所は事務所として分けたい場合や、住所が都内の中心部、例えば港区や渋谷区などの方が箔がつくと感じる方もいるかもしれないですね。

そういう場合、一から事務所を借りるのはお金がかかってしまいます。
特に港区や渋谷区などの場合、事務所の家賃だけでも結構な賃料がかかりますし
契約時に数百万単位でお金がかかる場合もあります。

個人が株式会社を設立しやすくなったとはいえ、
これだけの経費をかけるのは大変なことです。
もちろん、従業員も多く、資本金も多い会社の場合は問題のないことだと思いますが
個人1人や2・3人規模、または資金が最初の段階であまり用意出来ない場合は
事務所費だけでこれだけの金額を使用するのは厳しいでしょう。

バーチャルオフィスのメリット・デメリット

でも、バーチャルオフィスであれば、かなりの低予算で契約することが可能で、
(月々数千円~使用可能なものが多いです)
もちろん契約したバーチャルオフィスの住所は会社設立時に使用できますし、
電話番号も使用できます。
※運営企業によっては登記できない場合もあり。

電話の転送サービスや郵便物の保管、転送なども、
バーチャルオフィスのサービスとして用意されています。

バーチャルオフィスは、実際に入居せずに、住所や電話番号を借りるものなので、
基本的には仕事をするスペースはありませんから
とりあえず急ぎで会社を立ち上げたいという場合や、
登記はしなくてもオフィスとしての住所として使用したい場合は役立ちそうです。

格安で手軽さがあるメリットがある反面、
登記できなかったり、銀行口座を開設する時に信用してもらえない可能性もあります。

バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違い

また、バーチャルオフィスとレンタルオフィスは似ていますが別物です。

レンタルオフィスは、
実際に仕事ができる場所も付いているので、実際に出勤して仕事をすることが可能です。

椅子や机もありますから、事務仕事やPCを使ってインターネットもできますし
顧客対応できる部屋や、会議室の利用、倉庫、も利用可能です。
(会議室などは利用時に別途料金が発生することもあり)

最近ではレンタルオフィスを使用する会社も珍しくありませんので
バーチャルオフィスよりは信用度は高まります。

レンタルオフィス

バーチャルオフィスの信頼度や、
レンタルオフィスでの使用料(オプションでどれだけ料金がかかるか)を
検討することをおすすめします。

東京中心部などよほど家賃が高い場合はレンタルオフィスなどがお得かもしれませんが、
通常の家賃の場合、借りてしまった方が結果的には特になる場合もあります。

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