奨学金制度を利用してみた ①有利子を選んだ理由

資格・教育

返済が滞っている人の増加で、なにかと話題になっている「奨学金」。
進学するに当たって、お世話になったと言う人も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、専門学校へ進学する際に奨学金を利用しました。

現在はすでに完済していますが、これから奨学金を借りようかなと考えている人、
学資保険とどっちが経済的にラク?という人、
返済が滞りそうなんだけど・・・という人たちの参考になればと思い、
奨学金制度と返済までの流れについてまとめてみました。

奨学金

大きく分けて奨学金は2種類ある

どんな種類かと言うと、単純に「無利子」か「有利子」です。
たいていの人は「無利子」(つまり、「借りた金額と同じだけ返済すればよい」)だと思いますが、貴重なことに私は「有利子」で借りていましたのでその体験談を。

「なぜ、わざわざ利子を取られる奨学金を借りたのか?」と疑問に思われると思います。
私だって本当は無利子が良かったです(笑)。
正直に言って、成績が足りなかったんです。

「無利子」の「第一種奨学金」のほうが、借りるための成績のハードルや、進学する学部、自宅からの通学かそうじゃないかかなどなど、複数の基準があり、借りるのがより難しくなっています。
「有利子」の「第二種奨学金(きぼう21プラン)」は、そのハードルが低いものの、返済するときには利子をつけてねということです。

ただし、私の場合だと、「自宅外通学・私立」なので、もし「第一種奨学金」に通っていても、月額64,000円しか借りられませんでした。
もちろん学費だけならこれで十分かもしれませんが、自宅外と言うことはアパートなどの家賃もかかります。
そのほか交通費や、専門学校ですので材料費や資格受験費用などなど、学費以外の部分でかなり必要でした。
なので、もし「第一種奨学金」に通っていても足りなかったと思います。
実際には「第二種奨学金(きぼう21プラン)」で月額100,000円借りていました。
(30,000円~120,000円で選択できます)
とはいえ、これでも全てはまかないきれませんので、他にも早朝のコンビニのバイト、夜は自分の付きたい仕事に関係のあるバイトをして生計を立てていました。
「親のすねはかじりたくないから全部自分でやります」という方も、実際にやってみると結構大変ですので、どれくらいのお金が毎月必要か、ちゃんとシュミレーションしてみることをオススメします。

奨学金を受けている途中でも提出必要なものがあります

「ちゃんと勉強しているかどうか」のチェックが年に1回程度入ります。
学校と自分、両方が書類に記入して、提出しなければなりません。
勉強する人のための奨学金ですから、実際は学校を休んでいるというのではダメですからね。

長くなりましたので、次の記事に続きます。


日本の奨学金はこれでいいのか! [ 奨学金問題対策全国会議 ]

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