2021/11/01
エアアジアってどんな航空会社?LCCって?
エアアジアは、マレーシアのセランゴール州に本社を置き、
クアラルンプール国際空港を本拠地としているLCCです。
LCCとはlow-cost carrier の略称で、
低コストで従来の航空会社よりも格段に安い価格で
航空券を販売している格安航空会社を指します。
(ジェットスターやピーチなど)
1970年代にアメリカが世界初のLCCを導入し始めました。
その後、欧州国が参入し始め、2012年に日本も参入しました。
運航機種を限定することで機体コストやパイロットの訓練費用などを節約し、
さらにキャビンアテンダントの人数を減らしたり
機内食や飲み物などの機内サービスを簡略化することによって
格安の航空券を実現しています。
エアアジアもこの格安航空会社LCCの一つであり、
安い航空券で飛行機に乗って移動が出来る点が大きなメリットになっています。
国際便の渡航ルートはアジアとオーストラリアで、
韓国や中国といった東アジアの国々はもちろん、
インドやバングラデシュなどの南アジア、タイやミャンマー、シンガポールといった
有名観光地がある東南アジアまで幅広い地域をカバーしています。
渡航路線は100路線を超える数があり、
どの路線でも他社と比較してお得な格安チケットでフライトをすることが可能なのです。
<スポンサードリンク>
特に東南アジアへの航路が充実しており、
フィリピンのセブやマニラ、インドのバンガロール、タイのブリーラム、
シンガポールのジョホールバールなどの観光地には直行便で向かうことが出来るため、
多くの観光客がエアアジアを選び現地を訪れています。
格安航空って大丈夫?
しかし、格安航空会社というと
狭い座席に大人数が押し込まれてサービスが行き届かない、
というイメージを持っている人もいるはずです。
エアアジアはそういった従来のイメージを払拭する航空会社だと言える部分を
今回はお話したいと思います。
エアアジアの充実したサービス
座席は狭いものの、機内に入るとキャビンアテンダントが出迎えてくれます。
特徴的な深紅の制服に身を包んだ姿はメディアで目にしたことがあるかもしれません。
丁寧に乗客のシートベルトや荷物棚などをチェックし、
安全点検は万全の体制で行っています。
飛行機での楽しみと言えば機内食ですが、
格安航空会社としては珍しく事前予約しておけば用意しておいてもらえます。
便によって機内食の内容が異なり、
エスニック風チャーハンやチキンカレー、ベジタブルパスタやローストチキン、
さらにはシンガポール風焼きそばやチキンパニーニなど
各国の特色を前面に出した食事を提供しています。
以前に国内線を運航していたときは、
ボリュームのあるお弁当に味噌汁が付くという日本らしいお弁当が提供されていました。
また、事前予約をしていなくてもパンなどの軽食はオーダーすることが可能です。
格安航空会社としてお手頃価格の格安チケットを提供している航空会社は多数ありますが
エアアジアはその中でもサービス面に特化した航空会社として
存在感を放っているのです。
アジア方面に旅行をするときは、
格安チケットで旅費を抑えれば現地で使える予算が増えます。
そのため、格安航空会社の中でも満足できるサービスを提供している
エアアジアを利用することは大きなメリットになるのです。