格安プロバイダの中にはメールアドレスが提供されないところもあり、その場合、メールを使うためにはフリーメールサービスなどに申し込んでメールアドレスを取得する必要がありますが、ヤフーメールはあまり面倒な手続きをすることなく取得できるフリーメールサービスの一つです。
ヤフーメールを運営しているヤフーは国内を代表するポータルサイトで、アカウントを取得すれば、ヤフーメールだけではなく、インターネットオークションを利用したり、あるいは掲示板に書き込んだり、ヤフー知恵袋で質問をしたりすることが出来ます。また、新聞社のサイトにアクセスしなくても、ヤフーの中でニュース記事を読むことが出来ますし、テレビ局のニュース動画を見ることも出来るので、ブラウザに登録するホームページとしては最適と言えます。勿論、アカウントの登録は無料なので、登録しておくと便利です。
では、フリーメールサービスとしてヤフーメールを利用するメリットにはどのようなものがあるでしょうか。まず、アクセスしやすいということが挙げられます。ヤフーのトップページをブックマークしておいて、たとえば、朝、パソコンを立ち上げてブラウザを起動したら自動的にヤフーのトップページが開くように設定しておけば、そこでメールが来ているかどうかをすぐに確認することが出来ます。
また、フリーメールを利用する場合にセキュリティが大丈夫なのかを心配する人は少なくありませんが、その点でもヤフーメールは優秀です。というのは、ヤフーの場合、ログインＩＤを独自に設定することが出来るからです。最近、不正ログインされてしまうウェブサービスが増えていますが、その原因の一つが、利用者がパスワードの使い回しをすることと、サービス運営側がログインＩＤを自動的にメールアドレスにすることです。どのサービスを利用する場合でもログインＩＤとパスワードが全部同じになってしまうので、どこか一つのサービスからＩＤとパスワードの情報が流出してしまうと、不正ログインされてしまうことになるのです。
しかし、ヤフーだとＩＤはヤフーにログインするときだけ使う固有のものに設定できるので、パスワードの使い回しをしていたとしても不正ログインされにくいのです。勿論、パスワードを独自のものにしておけば、不正ログインされる可能性は更に少なくすることが出来ます。
そして、ヤフーメールの独自の機能と言えるセーフティーアドレスも優秀です。これは、ヤフーのアカウントとはまったく関係のない文字列で、サブのメールアドレスを作れるというもので、１０個まで作ることが可能です。メインのメールアドレスは必ずアカウントがアットマークの前につくことになるので、ヤフーオークションを利用していた場合、メールアドレスからどのようなものを出品していたり、落札しているのがわかってしまいます。セーフティーアドレスを利用すれば、オークションの利用履歴を見られないように出来るのです。
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