城崎温泉の魅力と楽しみ方

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兵庫県豊岡市城崎町にある塩崎温泉は、奈良時代頃に村人によって発見され、開湯1300年ほどだとされる歴史ある古い温泉地として知られています。江戸時代頃には海内第一泉とも呼ばれていました。
木造で造られている旅館などが連なり情緒を感じる温泉街が城崎温泉駅前から7つの外湯につながる大谿川沿いに形成されています。夕方頃になってくると浴衣を着て下駄をカランコロンと鳴らしながら観光客が外湯を巡って楽しむ姿で賑わっています。

城崎温泉

城崎温泉の7つの外湯一の湯は、 海内第一の湯と称され合格祈願や交通安全、開運招福の湯だとされています。御所の湯は、御所の湯、 後白河天皇の御姉安嘉門院、御入湯の湯で良縁成就や美人の湯だとされています。
まんだら湯は、温泉寺開祖道智上人の曼陀羅一千日祈願によって湧き出たことから名付けられ、商売繁盛の湯だとも呼ばれています。
さとの湯は、日本最大の駅舎温泉で自然を眺めながらゆっくりと過ごすことができおすすめです。
柳湯は、中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から湧き出たことから名付けられ安産や子授けの湯だとされています。
地蔵湯は、湯の泉源から地蔵尊が出たことから名付けられ、江戸時代頃から村人達に親しまれていました。鴻の湯は、こうのとりが足の傷を癒している姿を発見したことがきっかけとなり名付けられました。
鴻の湯は不老長寿の湯や幸せを招いてくれる湯だとされています。
これらの温泉は神経痛や筋肉痛、打ち身や関節痛、慢性消化器病、痔病、疲労回復などさまざまな効果が期待されています。城崎温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉で、温度はおよそ42度くらいになります。
無料で貸切することができるお風呂などもありますので、プライベートな温泉をご家族やカップルなどで利用することができおすすめされています。

その他にも、1日外湯めぐりを楽しむことができる入り放題の入浴券などを利用して満喫することができます。
城崎温泉では、春頃になると川沿いに桜が咲き乱れてとても美しく、街も満開の桜によって華やかになります。
夕方から薄暗くなってくるとぼんぼりの灯がともされて、昼間とは違う雰囲気のある夜桜を楽しむことができます。
夏頃になると花火大会が開催され、7月下旬から8月下旬頃にかけては夏祭りが開催されています。温泉街には太鼓の音が響きたくさんの露店が並びます。
秋になると紅葉が美しくなりますので、城崎ロープウェイを利用して楽しむことができおすすめです。秋祭りでは、湯の繁栄を祈願した四所神社の祭礼で大だんじりが練り歩きます。
冬の城崎温泉では松葉ガニが有名で、甘みと身の締まりのある絶品かに料理を堪能することができます。松葉ガニ漁の解禁に合わせて街の鮮魚店には松葉ガニが並べられます。その他にも干物なども人気がありお土産として購入される方もたくさんいらっしゃいますし、季節ごとに旬の魚料理を堪能することができます。

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