ポメラニアンの性格としつけ方法

趣味

ポメラニアンは、甘えん坊な性格を持ちます。人に抱っこされたり頭を撫でられるのを好みます。
飼い主がソファーに座っていると、抱っこをねだって膝の上に乗っかることも多いです。
お腹をさすってもらうのも好きなので、自分からお腹を飼い主に見せる場合もあります。基本的に元気いっぱいで、他の犬とも友好的です。しかし祖先が牧羊犬のジャーマンスピッツなので、警戒心が強い一面も持ちます。
気にならないことがあると攻撃的な行動を取る傾向があります。ポメラニアンは、学習能力が高いので比較的しつけやすいです。

ポメラニアン

甘えたがりなので、飼い主に褒められるともっと褒めてもらいたくて飼い主の指示に従います。まずトイレのしつけですが、トイレの場所を覚えさせることが大切です。
トイレには事前にポメラニアンの尿の臭いを付けておきます。
トイレでない場所で排泄したら、トイレまで連れて行ってトイの中でできたら、思いっきり褒めて可愛がります。
自主的にトイレに行くのは時間がかかりますが、その度にトイレまで行って自分の尿の臭いを嗅がせます。
さらに排泄時間が短いことを利用して、ゲージにトイレを入れて、2時間に1回ポメラニアンをゲージに入れると良いです。尿が出るのを待って、トイレで排泄したら褒めます。ゲージの中に入れる間は、退屈させないようにおもちゃも一緒に入れます。
これらを実践すると1週間程度でトイレのやり方を覚えます。マテとヨシは、目の前にお菓子を置いて、お菓子を食べないように「マテ」と掌の合図と合わせて指示します。

ポメラニアン

しかし始めはマテの意味が分からないので、お菓子を食べようとします。そのときは、お菓子を取り上げて絶対に食べさせません。始めは5秒間が目安です。
次に「ヨシ」と言いながら掌を下ろしてお菓子を与えます。クリアできたら頭を撫でたり体をさすったりします。
徐々にマテの時間を長くすることで、マテとヨシが定着します。
そして、ポメラニアンの問題として最も多いのが、無駄簿吠えです。もし無駄吠えをしたら力強く「ノー」と言って叱ります。軽くお尻を叩くか大きな音を出すかして、無駄吠えをすると何か得体の知れない怖いことが起こると学習させます。叱るときは。頭を叩いたり、むやみに怒鳴ったりするのは逆効果です。
飼い主を怖いと認識すると、飼い主がいないところでは、好き勝手にいたずらしたり吠えたりします。
これを防ぐためには、悪いことをすると天罰が下ると考えさせることが有効です。悪いことをすると苦手な水や音が鳴るという流れを意識します。これらのしつけは生後半年までにある程度身に付けさせるのが良いです。
子犬期では甘噛みをしなすが、歯の生え変わりが原因でむず痒い場合は、問題ありません。
しかし威嚇のための甘噛みや恐怖心が影響していると、知らない人が差し出した手も噛もうとします。幼いころから、散歩などのついでに知らない人に触れてもらって人に慣れさせると良いです。


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