浦和レッズ

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浦和レッズは、埼玉県さいたま市を本拠地とするプロサッカークラブです。市町村合併によりさいたま市が誕生する前は、浦和市を本拠地として活動していました。日本のプロサッカーリーグの創設時から参戦しており、近年は常に優勝を争う強豪チームです。
正式なチーム名は浦和レッドダイヤモンズで、その由来はダイヤモンドのような固い団結と輝き、そして傷つくことのない強さをイメージしています。また、スポンサー企業のトレードマークも由来の一つになっています。
現在では優勝候補の一角に数えられていますが、過去には「リーグのお荷物」と揶揄されるほどの弱小チームでした。この頃は7点差で敗北したり、9連敗という不名誉な記録を作るなど、成績は芳しくありませんでした。
しかし、2000年代の半ばから変化が現れます。国内のリーグ戦やトーナメント大会で優勝を飾り、2007年にはアジアチャンピオンにも輝いています。大陸ごとのナンバーワンクラブが集まって世界一を決める国際大会にもアジア代表として出場し、3位という成績を収めています。その後も好成績を保ち続け、国内屈指の強豪クラブとして名を馳せています。

浦和レッズ

浦和レッズの魅力は熱いサポーター集団です。国際テレビ番組で紹介されたこともあるほどで、どんなときも応援に駆けつけ、選手を鼓舞し続ける熱さを持っています。日本のサッカーにおける応援スタイルを確立したと言えます。弱小チームだった頃も観客動員数はリーグトップクラスでした。2部リーグに降格した年も前年以上の観客が訪れ、1年での昇格を強力に後押ししたのです。最盛期には年間80万人を超える観客動員数を記録し、現在でも年間60万人以上の観客を集める人気クラブなのです。
浦和レッズがホームゲームで使用しているスタジアムは日本有数のサッカー専用競技場で、芝の状態が非常に良くサッカー日本代表の国際試合でもたびたび使用されています。6万人を超える観客を収容でき、ワールドカップの試合も開催されました。

浦和レッズの最大のライバルは、同じさいたま市に本拠地を置く大宮アルディージャです。この2チームの対戦は「さいたまダービー」と呼ばれ、最も盛り上がる試合です。大宮アルディージャはリーグ戦においては下位の常連ですが、1996年から続く対戦の成績は意外なことにほぼ互角で、浦和レッズの方が若干勝ち数が多いといった程度です。サポーターはこの成績に納得しておらず、さいたまダービーではいつにも増して大きな声で応援歌を歌い選手たちを勝利に導こうと努力しているのです。
近年では他クラブから移籍金が掛からない選手を集めたり、監督がかつて指導した選手を呼び寄せるなど、寄せ集めチームといった表現をされることがありますが、実際はそうではありません。自クラブの下部組織で多くの選手を育成し、トップチームに昇格させているのです。
浦和レッズは弱い時期も強い時期も常にサポーターとともにあるチームなのです。

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