春の栗林公園へ

夏に訪れた栗林公園に、もう一度足を運んでみました。

栗林公園の梅

今回のお目当ては、なんといっても梅の花。
短い期間、一年で今しか見られない梅は、栗林公園の中でも2か所見所があります。
野梅系（やばいけい）、紅梅系（こうばいけい）、豊後系（ぶんごけい）と三系統の梅が植わっていますので、
時期をずらして遅咲きのものまで含めると3月中旬ごろまで楽しむことができます。

あたり一面、甘酸っぱいとても良い香りがしていました。
濃いピンクだけでなく、薄ピンク、白と見た目にも楽しめます。

お天気が良かったので、ゆっくりと散歩してみます。

池には鯉や鴨がいます。
とても優雅で、のんびりとした雰囲気を楽しめます。

カメラを向けると、なぜか鴨に逃げられました（笑）。

入り口でマップをもらえますが、園内に立て札もあり、「60分モデルコース」などもあるので
時間に合わせて見どころを巡ることができます。

階段や石畳の道を通らなくても、ちゃんと回れるコースがありますのでご安心を。
車いすで回れない場所などは入り口で案内がありますので、車いすやベビーカー、手押し車を利用されている方でも安心です。

ちなみに、これらは貸し出しもあります。

いたるところで庭師さんが選定をしています。
広い園内、たくさんの樹木をキレイに保つためには、何人もの庭師さんが毎日手入れをしないと間に合わなさそう。
どこも手入れが行き届いていて、本当にきれいなお庭です。

周りの建物も高さがあまりないので、栗林公園だけ別空間のように感じます。
丁度雲一つなく晴れていたので、空がとてもきれいでした。

途中、休憩所もいくつかあり、お団子やお抹茶、おでんやぜんざいを楽しめます。
お抹茶は香川県の名物「和三盆」がお茶うけについています。

ちゃんと茶碗も温めてくれて、丁寧にお茶をたててくれました。

お団子は、串に大きなお団子が３つ刺さって350円とリーズナブル。
プレーン以外にさくらやヨモギなども。
餡と甘みそから選べます。

個人でも、無料でガイドさんが見どころを案内してくれます。
入り口で声をかけてくれますので、時間がある方はぜひ利用してみてください。

4月になれば、今度は桜が見ごろになります。
栗林公園は昼間だけでなく、夜桜でも非常ににぎわいます。

また、最近では国内だけでなく、中国など国外からの観光客の方もよく見かけます。
年中、四季折々の表情を見せてくれる栗林公園。
園をぐるっとめぐっても1時間ほどで周りきれるので、散歩がてらにも丁度良いです。

とてもリフレッシュでき、まるでパワースポットのように感じた栗林公園。
まだ行ったことのない方はもちろん、言ったことのある方でもぜひ違った季節に訪れてみては？