東進とは、東進ハイスクールや東進衛生予備校をはじめとする東進グループです。
このグループは、本体が株式会社ナガセという法人企業で、東京証券取引所のジャスダック市場に上場する企業です。
この企業は2010年ごろから連結売上も右肩上がりで、2010年に350億円であった売り上げが2015年の3月では415億円を超える売り上げとなり、ともに利益も大きくなっています。
売り上げ規模拡大の一翼を担ったのが、株式会社ナガセが展開する東進グループで主に教育に関するビジネスを展開しており、中でも関東地方で展開する大学受験予備校が有名で、地方ではフランチャイズ経営による現役学生を主体とした塾が多くの実績を上げています。
この企業が展開する各スクールは、有能な講師陣を社員として雇用し、学生の成績向上や有名校への合格を目指します。
数年前に、人気講師によるCMでの「いつやるか?今でしょ!」というフレーズで、クローズアップされ、たちまち日本で有名な予備校となりました。
自社が展開する各スクールの学生を希望校に合格させるために、他校にはない教育スタイルと優秀な講師陣を置き、ときには有名講師を競合予備校からヘッドハンティングし、他校との格の違いを出しています。
結果と実績がものを言うこのスクールの方針では、結果が伴わないと判断された講師は、契約を打ち切るなど、この企業を去る講師も少なくはありません。
それほどに、学力アップや希望校現役合格に力を入れています。
講師の講義を通信衛星やインターネット回線を利用して全国の加盟校に送信するシステムや独自の模擬試験システムなどを用いた教育方法となっています。
近年、教育が高度化した背景として、社会での技術革新や医療分野での技術向上など、従来では見られなかった工業・医療・経済等の分野で高度化が進み、その最前線で働く、また、日本社会で上に立つリーダーを育てるということが必要であり、経営トップである社長の永瀬昭幸氏の思いにより、教育ビジネスが展開されています。
社長の永瀬昭幸氏は、東京大学在学中にアルバイト感覚でアパートを一室借りて、1971年にナガセ進学教室を立ち上げ、その後、1976年に株式会社ナガセを設立し、株式会社方式の予備校として本格スタートをさせたのです。
1978年 から現在の東進スクールに改名し、1980年以降から関東近郊を皮切りに地方への広い展開をするため、フランチャイズ契約により本校92校、フランチャイズ校800校と全国トップの経営基盤を築き、優秀な学生を生み出しています。
株式会社ナガセが展開するグループ各校は、費用の水準が高いのですが、学生本人の潜在能力を引き出し、ワンランク上の希望校へ現役合格させることを目的にしており、講義を受ける学生の力になる授業を展開させ、不得意な分野を得意にさせる方法で授業が行われています。
この企業は、結果の出せる自信のあるスクールを展開しています。
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