読書の秋ですね♪
読書の秋は中国からの由来で、「灯火親しむべし」
秋の夜は過ごしやすいので灯りをつけて読書をするのに最適という意味だそうです。
そんな秋始めに読んだ本が稲盛和夫さんの「生き方」です。
稲盛和夫さんのことは雑誌プレジデントで知りました。
京セラ創業者であり、KDDI創業者でもあり、
JAL再上場させたことでも大変有名な方です。
哲学や生き方の話しがあまりにおもしろく、感動したので即Amazonで検索し
まずは最初に読みたいと思った「生き方」を購入しました。
哲学や実学、働き方など様々な本がありましたが
私にはハードルが高いのではないかと。
「生き方」ならば少しは自分も真似できるところがあるのではないかと選びました。
戦時中の幼少期にとても苦労したこと。
せっかく就職した先でも給料が支払われない、同期がどんどん辞めていってしまう、
「こんなところ・・」と不平不満を言っていた日々から
今のところまで辿り着いた生き様を書いています。
稲盛和夫さんのような、いわゆる成功者と言われる人たちのことって
「あの人は特別だから」「運が良かったから」「自分とは違う世界の人」と
ついつい思ってしまったり、自分が新しいことを始めようと思ったり、目標を持っても
できるかどうか不安になったり、既にそれを達成している人を見ると、「あの人だから」と思ってしまうことってないでしょうか。
以前に堀江貴文さんの「ゼロ」を読んでも思ったのですが、
成功者と言われる人は決して特別なことをしたり、何か近道をして簡単に成功したわけではないんですよね。
自分の哲学や・思いをしっかり持って、
目の前のやるべきことに一生懸命に取り組み、
人よりもものすごく努力をしてトライアンドエラーを繰り返して
成功という形にたどり着いているのです。
「やってもどうせ」「失敗したらどうしよう」そういうことを考える暇もなく
とにかく行動しているのだと改めて感じました。
中には「そんなに苦労も大した努力もしていないよ」という方もいるかもしれません。
でも、それはやっていることが楽しくて苦労したり努力した気がしないだけであって
しっかりとやるべきことをやっているんだと思います。
少し、感想から逸れたかもしれませんね^^;
さて、「生き方」の中でも特に心に響いた項目をお伝えします。
●「考え方」を変えれば人生は180度変わる
●心に描いたものが実現する
●運命は自分の心次第という心理に気づく
●あきらめずやり通せば成功しかありえない
●考え方のベクトルが人生すべての方向性を決める
これだけを見るとなんだか自己啓発本っぽくなってしまいましたが、
そこら辺のありがちな自己啓発本とは全然違います。
やっぱり、これだけの経験を積んで、
自分の哲学を持って生きてきたからこそ胸に響く内容です。
もっと早い段階でこの本に出会えたら良かったと思います。
だって発売されたのって11年も前の2004年なんですもの・・・^^;
11年前に読んでいたら、今の自分はもっと変わっていたのかもしれないと思いました。
家族や一緒に仕事をする仲間にも是非読んでもらいたい本No,1です。
ということで今はさっそく母の元へと渡っていますが。
読んでしばらくは感動が続き、心がけようと思っても
時間が経つと忘れてしまうこともあるかもしれないので
定期的に読み返したい本です。
人生の教科書といえる本です。
また、別の本で「成功の要諦」も読んでみたので
後日感想を書きたいと思います。
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