手軽に握りずしを楽しめることで、カップルからファミりーにまで大人気のくら寿司ですが、そのネーミングに疑問を持ったことがある人も多いのではないでしょうか?
「無添」くら寿司、ですからね。
いったい何が無添なのでしょうか。
無添というくらいなので、なにかが無添加なのだろうと想像は付くのですが、くら寿司のその「無添」について調べてみました。
ようするに「添加物使っていません」が言いたいくら寿司
くら寿司のサイトや、実際に行ってみて販促物などをチェックした結果、分かったのが「くら寿司の無添とは、合成着色料や人工甘味料、人工保存料、化学調味料を添加していない=無添」という意味だということ。
あーなるほど安心!と思った方!ちょっとまって!!
そもそも本来の握りずしに添加物は大量に添加されているものなのか
これがファストフードの代名詞、ハンバーガーとかならすごいと思うのです。
いかにも添加物たっぷりなイメージですからね。
あのハンバーガーやポテトのうまみも、化学調味料一切不使用で、キレイな色をしたジュースやシェイクも、合成着色料や人工甘味料を使っていなくって、いつまでもパリパリのサラダは人工保存料なし、というなら「子供連れでも安心して食べられます」となると思います。
ですが、すし、ですよ?
すしにそこまでもともと添加物が加えられているのでしょうか?
もちろん、握って長時間店頭に並べておく必要のあるコンビニなら話は別です。
安全のためにも品質を安定させるべく、保存料を使用しないほうがコワイですよ。
ですが、くら寿司ならオーダーしてすぐに流れてくるすし、しかもレールの上を流している時間だって決められていると思います。
その数時間のためにほかのすし屋は人工保存料なるものを添加しているというのでしょうか?
また、すしに着色しますかね?
なんだかもう都市伝説の域な気がします^^;
深海魚を着色して売っている、とか。
深海魚取りに行くほうがコストかかるとか思わないんですかねぇ・・・。
と、話がそれましたが、なんでもかんでも「無添加」もしくは「無添「とつけることで、くら寿司は安心感を狙っているのでは?という疑問はぬぐえない、と言いたい訳です。
これをつけるから安心だというなら、もともとそういった添加物が加えられていないものにも全て「無添」とつければ消費者は安心するということでしょうか。
個人的には「無添」とつけたことで逆にくら寿司に対しての印象が悪くなりました。
単に人工○○といういわゆる添加物に、感情的なアレルギー反応を示すのではなく、何のために添加されており、キケンだと思うならどんな点が危険なのか、そして添加しないことで逆に危険がないのかまで一度考えてみたほうがいいのではないかと思います。
変な宣伝文句に躍らせられないためにも。
そして、自然のものは安心で、人工のものは危険という、あまりに安易な考えを、もうそろそろ捨てるべき時代がきていると思います。
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