こんなものまで!?実は幅広かったブリジストンの商品
ブリジストンは、東京都中央区に本社を置く会社で、
タイヤメーカーとして世界でトップシェアを獲得しています。
創業は1930年で、現在の社名になったのは1984年と最近のことです。
乗用車や二輪車だけでなく、トラックやバスなどの業務用車両や
建設機器や農業車両に使うタイヤを生産しており、その性能は高く評価されています。
その技術を裏付けるように、多くの人命を預かる航空機のタイヤも生産しており、
まさに世界債王手のタイヤメーカーとして
あらゆるタイヤに関わっているのがブリジストンなのです。
ちょっと面白い社名の由来
社名の由来は創業者の「石橋」という名字を英語のストーンとブリッジに訳し、
さらに逆さにしたものです。
タイヤメーカーとしてトップシェアを保てている理由は、高い技術力にあります。
基盤技術である「ドーナツ」を活用してタイヤの開発を行っており、
接地性や操縦安定性、静粛性を向上させたり、グリップ力を強化させるために
ブロック形状を3次元にうねらせて走行中の接地圧を均一にさせ、
さらに摩耗を防ぐ効果も得るなど日々の研究開発を製品に活かしているのです。
そして、そういった生産技術を世界25カ国にものぼる工場で活かすことにより、
高性能で評価の高いタイヤを生産し続けることが出来ているのです。
タイヤを生産するだけでなく、
安全をテーマに様々な社会貢献活動を行っているのが特徴です。
社会に普及している自動車に必ず装着されているタイヤへの理解を促し、
消費者により安全にタイヤ製品を活用してもらうことを目的とした
「タイヤセーフティー活動」として、
北海道から九州まで全国各地でセミナーを開催しています。
他にも環境をテーマにした社会貢献活動を行っていて、
その地域が持つ生態系を保全する生物多様性保護活動や、
CO2を削減する地球温暖化防止活動、子どもたちに環境への意識を高めてもらうための
次世代への環境教育活動などを積極的に展開しています。
また、ブリジストンには多くの関連会社があります。
タイヤ生産設備の設計と製造に加え工場設備の保守や点検を行う会社や、
自動車用防振ゴムを製造する会社、タイヤ用の金型を製造する会社など
タイヤに関係する会社が多いものの、ゴルフやテニス用品の製造や販売を手がける会社や
スポーツスクールやカルチャースクールを運営する会社などもあり、
他業種に展開しています。
そういった関連会社の中でも有名なのが
自転車の製造販売を行うブリジストンサイクルです。
ブリジストンの自転車部門が独立した会社で、
ママチャリと呼ばれるシティサイクルでは日本国内で多くのシェアを獲得しています。
海外製の自転車と比べてフレームの設計や部品の精度が高く、
さらに高強度の耐久試験を繰り返しているのです。
タイヤに関する高い技術と社会貢献活動に対する強い意欲を持ち、
自動車用のタイヤはもちろん、関連会社が開発を行う自転車でも
安全性の確保に力を入れているのがブリジストンという会社なのです。
コメント