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株の始め方

金融・財務・経済
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株初心者必見!やさしい株取引のはじめ方

株投資を始めるためには証券会社に口座を開設しなければなりません。
口座には一般口座、特定口座(源泉徴収あり)、特定口座(源泉徴収なし)の3種類があります。
一般口座とは運用利益を自分で管理し、確定申告の際には年間取引書を作成しなければなりません。
特定口座は年間取引書を証券会社が作成してくれます。
源泉徴収ありにすると、証券会社が源泉徴収を行ってくれるため、必要がなければ確定申告する必要がありません。
源泉徴収なしにすると、自分で確定申告しなければいけませんが、他の金融取引で損失を出してしまった時に株の利益で相殺することができるメリットがあります。
投資の初心者であれば手間がかからないので特定口座(源泉徴収あり)にする人が多いです。
また、2014年から年間100万円までの投資を上限に5年間で得た株や投資信託の値上がり益や配当金を非課税にする少額投資非課税制度(NISA)の口座もあります。
しかし、一人につき、一つの金融機関しかNISA口座を開設できないので、もし、他の金融機関でNISA口座を開設して、証券会社にNISA口座を移したい場合には、他の金融機関のNISA口座を解約し、証券会社のNISA口座を新規で開設すれば可能です。

株

証券会社を選ぶ方法としては、証券会社によって、売買できる銘柄が異なることほとんどありません。
どの銘柄が良いのか専門家の意見を聞きたいのであれば、対面式の大手証券会社を選び、銘柄はある程度決めているのであれば、売買手数料が安いネット証券が選ぶと良いでしょう。
ただし、新規公開株(IPO)を購入することが目的であれば、証券会社によって大きく違いがあるので、IPOの実績を調べてから証券会社を選んだほうがよいといえます。

証券会社を選び、口座を開設したら、株の売買ができます。
市場では適正価格よりとても高かったり、とても安かったりすることはよくあることなので、初心者にとっては適正価格を判断するのは難しいことです。
その適正価格の判断材料となるのがPBRとPERです。
PBRは株主資本に対して適正価格を表したもので、PERが1倍のときが基準となり、1未満であれば、企業価値が低いことになります。
毎年、増収増益する企業であれば、企業価値は毎年、高くなるので、PBRは数倍であることが一般的です。
PERは会社の純利益によって、適正価格を表したもので、PERが15倍であれば純利益の15倍が時価総額となります。
PERが低ければ割安感があり、高ければ割高感があることになります。

業種によって違いがありますがPERが15倍程度が基準として見られています。
しかし、企業は必ずしも毎年、増収増益となる保証もなく、減収減益になることもあります。
PBRとPERは現在の企業価値を表すもので将来の企業価値を示していません。
例えば、PERが1倍未満だから割安だと思っても、その会社が数年後、赤字が続けば、PBRが何倍も上昇してしまい、割高になってしまいます。
PBEとPERはあくまでも参考数値として見た方がよいです。

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