ocnは、NTTグループの電気通信事業者であるNTTコミュニケーションズが展開しているプロバイダと呼ばれるインターネット接続サービスです。通信回線の安定性に優れていて、国内のプロバイダの中でもトップクラスと言えます。それを示すように、通信回線の強力なバックボーンを表すTier1というステータスを保持しています。また、NTTグループというだけあって、初心者向けのサポートも充実しています。特に電話でのサポートに定評があり、分からないことが多い初心者にとって心強いサービスです。
そのocnが近年力を入れているのが「MVMO」です。こ
れは、Mobile Virtual Network Operator、日本語で仮想移動体通信事業者の略称です。スマートフォンやタブレット向けの通信回線サービスで、移動体通信網設備を持たない会社が他社の移動体通信網設備を借り受け、独自に通信サービスを提供するものです。
スマートフォンやタブレットを利用する際、キャリアが提示する通信プランは割高に感じる方も多いはずです。
MVMOなら、通信量に制限があるもののキャリアの通信プランと比べて安価に利用することができるのです。
サービスを提供する業者が続々と参入し、利用者も増え始めているのがMVMOなのです。
ocnのMVMOは、テレビCMの多さやNTTのブランド力もあり、数あるMVMOの中でもトップクラスの人気を誇っています。高速データ通信の容量によってコースが分かれており、さらにはデータ通信専用のSIMや音声対応SIMなど、豊富な選択肢を取り揃えています。
最安のプランでは、月額1000円に満たない額で利用することが可能です
通信回線の安定性もプロバイダ譲りの優秀さで、回線速度も他社と遜色ないレベルを維持しています。
他社のサービスと異なるのは、通信量の計測を月間ではなく一日ごとに行う方式を採用していることです。
月の途中で通信量をオーバーしてしまうことがなく、毎日平均して使う人に向いているサービスだと言えます。
このサービスを利用するために必要なSIMカードはインターネットでの申し込みのほか、家電量販店でも販売されているので、購入を思い立ったらすぐに導入することが可能です。
一般のスマートフォンでは、契約する際に長時間店舗に拘束され、店員と相談しながら契約するのが一般的ですが、ocnのように店頭で購入できるMVMOでは自宅のパソコンで開通作業が行えるため、店頭でパッケージを購入するだけですぐに店を後に出来ることもメリットの一つです。
さらに、開通月の利用料が無料となる特典や、パソコンでも利用することが出来るメールアドレスが付与されます。自宅のインターネット回線でocnの光ファイバーを利用していれば、月額料金が割り引かれるなど、インターネットサービスプロバイダとの連携に長けているのも特徴です。
ocnは、既存のサービスだけでなく、新しい分野にも積極的に進出しているのです。
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