違いを知って、賢く使い分けしましょう
ホテルと旅館、みなさんはどのように使い分けをされていますか?
「温泉重視なら旅館」「お座敷に布団より、ベッドが好きだからホテル」などなど、選ぶ理由はそれぞれにあるかと思います。
ですが、ちょっと待ってください。
そもそもホテルと旅館って、どう違うのでしょうか?
洋室と和室の違い?
お部屋のタイプの違い、と思っている方も多いかもしれません。
ですが、最近では洋室タイプの温泉旅館もありますし、和室がついたホテルもあります。
かといって、実は明確な線引きがなくなりつつあるわけではないのです。
旅館業法というものがあります
実は、どんな業界にも法というものがあり、旅館関係ですと「旅館業法」というものがあります。
そこでは、部屋の広さから部屋室まで、きちんと規定があるのです。
それによってホテルか旅館か、区別しているんですね。
じゃあ、それぞれのメリットって?
では、ホテルと旅館、それぞれどんなメリットがあるのでしょうか。
ホテルの良さ
まずは、帝国ホテルのようなラグジュアリーホテル。
漫画などで、ホテルのバーで「時の人」がお忍びで飲むシーンなどが出てきますが、それくらい秘密を守られる、セキュリティがしっかりとした印象があります。
TVドラマなどでも、ホテルコンセルジュがVIP客へのサービスに走り回るシーンなどが見られますよね。
また、「世界一のホテルの朝食」が流行りましたが、それくらいホテルの朝食というものが注目されています。
洋食のビュッフェスタイルが多いかと思いますが、ふわふわの卵料理に焼き立てのパン、気持ちよく一日をスタートできそうですね。
そして、品川プリンスホテルやスーパーホテルのようなビジネスホテル。
そして、クリーニングサービスやモーニングコールなど、ビジネス利用の場合に特に頼もしく感じるサービスが充実しているのも特徴です。
インターネット環境や経済新聞などもそろっていることが多いです。
旅館の良さ
なんといっても、景色や風景、そしてお料理や温泉など、滞在のすべてを楽しむことができるのが旅館の良さと言えます。
もちろんホテルの快適空間も、ラグジュアリーで十分楽しめますが、ビジネス使いをする人も多いため、「羽を休める」という印象もあるのがホテルではないでしょうか。
その土地の名物をふんだんに使った食事を、滞在中の一番の楽しみとされている方も多いと思います。
また、浴衣の貸し出しサービスがあったり、お部屋が離れになっていたり、非日常を楽しめるのも旅館の良さと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ざっとご紹介した内容だけでも、意外とホテル・旅館それぞれに特徴があることがお分かりいただけたかと思います。
ただ単に「寝る場所」としてだけではなく、その滞在期間でどんなことをしたいか、どんなサービスを受けたいか、その目的によって使い分けることで、より充実した滞在になるかと思います。
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