有名だけど、何の会社か知らないという人も多い?
大きなカリスマと話題性で有名になったlivedoor(ライブドア)は、当初様々な業界から事業を買収して、成長を続け肥大化するのが特徴の企業ですが、世間を揺るがす事態によって急展開が発生し、やがて今の状態に落ち着いている存在です。
かつては海外にルーツを持ち、国内で注目を浴びる会社になったのがライブドアで、その切っ掛けは社会的な問題にまで遡りますが、元はインターネット事業やメディアとの関係性、そして金融との繋がりから知名度を高めた会社です。
初期のライブドアは広告収入を得て経営を行い、無料のインターネット利用を掲げて話題を呼びました。
しかしながら、次第に業績は悪化してビジネスは失敗に終わっていますし、この段階で一区切りがついていると考えられます。
ライブドアブログ、利用していた方も多いのでは?
一躍有名になった黄金時代
その後はかの有名な代表者が再建を試み、新生ライブドアとして再び復活して、以前とは違った勢いや成功を感じさせる企業に発展しています。
有望な人材を多数抱えたり、奇抜なアイディアが出せる者を好んだ経営者は、ライブドアの株価を高める点に注力を行い、一時的に目的は達成されていますが、後に不正な行いが発覚した事で、企業の評価やあり方は大暴落しています。
しかし、注目されるのはいつも会社より代表で、物言う人物像や個性的な側面が強調されていますから、印象よりは組織が受けたイメージダウンは小さく、バッシングを含めて経営者が非難を一手に引き受けたといえます。
結果としてライブドアの破滅は免れましたが、以前の様な求心力は最早なく、目立つ活動も行われていないので、地味さは格段に増していますし、有名になる前に戻ったとも評価出来ます。
今は他社と競合するサービスを手掛けていますし、どれも抜き出た成果は残されていませんから、やはり地味で成長しているとはいえず、いかに旧代表者の持つカリスマ性が企業イメージを高めていたのかが覗えます。
ポータルサイトはシンプルですが、個性的な面は控えめな事からありませんし、見易さや情報配置のバランスは悪くない物の、どこか魅力に欠けるのは本当です。
これからのlivedoor
代替はいくらでもある事や、どのサービスも後追いのイメージが拭えないのはマイナスですが、会員ならなければ利用出来ませんから、この時点で以前の印象がダメージを与える要因になっています。
決して存在価値がないという事ではなく、ブログサービスは主要な収入源と考えられますし、有名サイトが集中する場所でもありますから、アクセス数自体は必ずしも小さくはないので、総合すると広告収入を高める切っ掛けになります。
現在でも名前は知られていますし、世間を賑わせた過去を持ち合わせていますから、将来に期待される部分は少なくないので、これからいかに発展を模索するか、どの方向に舵を切って進むかに注目が集まります。
先ずは信頼を獲得する為に、旧体制からの脱却が進められていますし、現段階でも変化は大きく得られているので、後は新しい印象を身に纏い、実態ある利益を追求するのが望むべき姿です。
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