東京都立川市にある国営昭和記念公園は東京ドームの約40倍の広さを持つ緑あふれる広大な公園で大人から子どもまで楽しめます。都心からも一時間ほどで行けるので日帰りのレジャーにも適しています。
国営昭和記念公園は米軍立川基地(旧立川飛行場)跡地に1983年に開園しました。
昭和記念公園の魅力は園内に咲き乱れる四季折々の花々です。多摩地区の桜の名所としても知られていて、3月中旬のカンヒザクラから始まり枝垂れ桜、ソメイヨシノ、4月下旬の里桜まで楽しめます。もう一つの春の見どころはポピーでアイスランドポピーとシャーレーポピーの二つの花壇があります。
夏は公園が一番賑わう季節です。
毎年7月の最終土曜日に開催される夏の夜を彩る花火大会は5000発の花火が打ち上げられます。多摩地区では最大規模の花火大会で大勢の人出で賑わいます。有料観覧席も販売されます。
夏期限定でレインボープールもオープンします。首都圏最大級の総面積63000㎡に9つのプールの本格的レジャープールです。ウォータースライダーや流れるプール、大波プール、冒険プール、幼児プールなどがあります。公園入園料の他にプール入園料が必要です。
ハーブガーデンではラベンダーやソープワートなどの香りを楽しめます。
夏が終わり静けさが戻った公園では秋の彩りを楽しましょう。日本庭園ではカエデやモミジなどの紅葉や秋の野草などを見る事ができます。立川口近くのイチョウ並木は有名で黄色の天井、黄色の絨毯の美しさを求めてカメラを持った人々で賑わいます。
またコスモス畑は都内最大級でさまざまな種類のコスモスが咲き誇ります。コスモスまつりの期間中にはコスモスにちなんだイベントが開催されます。
冬は12月初旬からクリスマスまでウインタービスタイルミネーションが開催されます。立川口ゲート周辺からふれあい広場までやさしい光に包まれます。
見て楽しむだけでなく、高さ2メートルのLEDカーテンで作られた光の迷路や高さ12メートルのゴンドラ、アイススケートリンクなど体験して楽しむコンテンツも充実しています。
去年は12月23日と24日に5分間、300発の花火が打ち上げられました。
昭和記念公園では通年を通してスポーツやレジャーを楽しめます。
総延長14キロメートルのサイクリングコースやスポーツエリアにはペタンク、クロッケー、ローンボウルス、ホースシューズの専用コートとディスクゴルフのスタート地点があります。
一輪車乗り場では器具を借りて遊ぶ事もできます。
園内で一番広々としたスペース、「みんなのはらっぱ」は芝生の面積だけでも東京ドームの約2倍あり、 野外コンサートやスポーツ教室なども行われています。
子ども連れの家族に人気なのが「こどもの森」です。ふわふわドームが2つある「雲の海」や人工の霧に包まれた「霧の森」などの施設を集めた冒険の森。「空のすべり台」や「虹のハンモック」などの名前のついたアスレチック遊具でこのエリアだけでも一日遊んでも飽きることはありません。
水鳥の池のボート遊びも人気です。
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