年末やゴールデンウイークになりますと高速道路が渋滞します。
その時にそば耳立てて聞くのが渋滞情報です。
しかし、どのように渋滞を予測することができるのか不思議に思う人も多いことでしょう。
では、渋滞情報はどのように調べ予測を立てるのでしょうか。
日本道路交通情報センターが出す渋滞情報は、高速道路会社に提供されている情報をまとめています。
NEXCO 東日本、中日本、西日本、JB本四高速といった高速道路会社が情報を提供しています。
その情報を基にして日本道路交通情報センターは渋滞の予測を立てていきます。
予測を立てる際には、前回の年末年始、過去のゴールデンウィーク、去年のお盆といった交通混雑期の交通情報を踏まえて予測します。過去というのはどれほどの期間のことを指しているのでしょうか。
基本的に3年間のデータを見ます。
そうした過去のデータを基にして今年は、いつ、どのように渋滞するのかという予測を立てます。
しかしながら、過去のデータだけですべてを予測するわけではありません。
渋滞予測の担当者が意見を交わしながら、予測を立てて行きます。
ここで1つの疑問が生じます。天候は考慮しないのでしょうか。
天候によっても渋滞は、変わってくるはずです。
天気の良い日と雨の日とでは走っている車の数は違います。
しかし、担当者によりますとこの天候は加味されないようです。
なぜなら、天候は正確に予測することができないからです。
ですから、天気抜きで予測をするとになります。
では、こうしたデータや担当者による意見によって形成される渋滞情報は信頼のおけるものなのでしょうか。
それは過去のデータによります。もし過去のデータが安定しているのであればかなりの確率で当たります。
しかしながら、これは不測の事態は含まれていません。高速道路上で事故が起きるということもありえます。
そうなりますと混雑状況は一変し、予測は全く意味がなさなくなります。
特に渋滞予測が難しいのが首都高速道路です。なぜならば首都高は事故が多いからです。
そのため予測が外れるということがどうしても多くなります。
高速道路の交通渋滞は、誰でも避けたいと思うものです
。渋滞にならないためには一人一人のドライバーが気をつけることによって防ぐことができます。では、どのように渋滞を作らないようにすることができるのでしょうか。
それは混雑してきたときに車間距離を40m よりも短くしないということことがポイントとなります。
前の車が車間距離を詰めすぎますとブレーキを踏むことになります。そうしますと、その後ろの車は前の車よりももっと強くブレーキを踏みます。そして、その後ろの車はさらに強くブレーキを踏むことになります。
それが後ろ、そのまた後ろとなることによって、渋滞が引き起こされる事になります。ですからある程度の間隔を保ちながら運転した方が渋滞は起きません。
渋滞を避けるならばイライラを起こさないだけでなく、早く目的地に着きますし、また燃費も良いといえます。
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