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リエンダの歴史

ファッション

リエンダの始まり

リエンダ(rienda)は、現株式会社バロックジャパンリミテッドの前身であるフェイクデリックから、渋谷109のエゴイストでカリスマ店員として働いていた中根麗子が立ち上げたファッションブランドです。

カリスマ店員って?

109

カリスマ店員とは、店頭に立つだけで洋服が飛ぶように売れるほどその人自身に魅力があり、影響力のある人のことで、1990年代後半に一世を風靡しました。
1990年は、ガングロギャル、ルーズソックス、茶髪、安室奈美恵がアムラーとして若者に支持され、ミニスカートに厚底ブーツのスタイルが大人気となりました。
このような時代背景の中で、ギャルにとっての聖地であった人気ブランドの集まるファッションビルである109で、販売員として活躍するカリスマ店員は若者の憧れの的だったのです。

リエンダの成功にプロデューサーの存在あり

リエンダのプロデューサーである中根麗子は1979年生まれ。
渋谷109のカリスマ店員としてブームを巻き起こした後、同ブランドから派生したランジェリーブランド、ラヴィジュールを手がけます。

rienda

それから2006年にはリエンダ、更に2012年にはリリディアを手がけ、自身がプロデューサーとして、なりたい姿を提案することで多くのブランドを成功に導いてきました。
自身が等身大のモデルとして自分が着たいものを作る事で、カリスマ的でありながら一般人であるがゆえ、芸能人よりも身近であるという絶妙な立ち位置から若者たちに絶大な支持を得たのです。

リエンダのコンセプト

リエンダは「究極の女らしさとセンシャリティーを秘めたミステリアスな女性へ」をコンセプトに掲げ、年齢を問わず自分の魅力を引き出せるスタイルを追求しています。
また、常に女であることを意識し、外出する時も家に居る時のスタイルも、そして洋服のみならず、ライフスタイル全体に対する提案を幅広く行っており、アイテムにはリエンダ・スエルタというランジェリーライン、コスメを展開しています。

リエンダの成長

2013年にはウェディングのトータルカンパニーであるクラウディアと提携し、ウェディングドレスもプロデュース。
また、ブランドの中には、リエンダガールズというブランドイメージスタイルをリアルに提案するファッションリーダー的なセクシーユニットが存在し、彼女たちは店で販売を行ったり、客との服の相談を実際に乗ったりとコミュニケーションを積極的に取る傍らで、カタログのモデル等も担当し、PRとしての役割も兼ねています。
また、このユニットは2012年にアーティストデビューも果たし、ライブを行うなどマルチに活躍。
また、インターネット番組でもPR活動を行うなど、活動の幅を更に広げています。それ以外にも、彼女たちはブログやツィッターなどでも告知を頻繁に行い、SNSを駆使して、ファッションに敏感な若い客層を取り込むことに成功しています。
2013年には、ユニットの一員であったmuramiこと村岡瞳美が、ユニットのプロデューサーに就任し、ブランドイメージの打ち出しと提案を強化しています。
これからもリエンダの成長と進化から目が離せませんね。

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