ゴディバの由来
特に女性はゴディバと聞けば、おいしいチョコレートを想像するのではないでしょうか。
この名前は11世紀の英国に生きたレオフリック伯爵夫人であるレディ・ゴディバが由来となっています。
シンボルマークには裸で馬に乗っている女性の姿がありますが、この女性こそがレディ・ゴディバです。
彼女は民衆のため、重税を強いようとする夫をいさめようと夫が出した条件をのみました。
それはコベントリーの町中を裸で馬に乗って廻るというものでした。見事にその条件をクリアした夫人にとうとう伯爵も約束を守って、税の引き下げがされたのです。ゴディバの創設者であるジョセフ・ドラップスと妻のガブリエルはこの夫人の勇気と深い愛に感銘して自分達のブランドにゴディバと名付けました。それが1926年のベルギーでのことでした。
ゴディバの歴史
最初はドラップス氏の自宅の地下で始まったチョコレート会社ですが、4人いた子供たちも協力し、両親が亡くなると、子供たちがその会社を守り始めました。
そして1956年にとうとう小さなチョコレート会社ショコラトリー・ドラップスはゴディバへと変わり、第一号店がブリュッセルのグランプラス広場に出来てからというもの、あっという間にベルギー中に人気が拡がっていったのです。1958年にはパリに進出し、日本にお店がオープンしたのは1972年のことでした。
ゴディバのこだわり
高級チョコレートといわれるのは材料にとてもこだわっているからです。
アフリカや南アメリカ、マレーシアやインドネシアなど各地で栽培されたカカオの中でも最高級のカカオ豆のみを使用しています。
今でも工場はドラップス一家がチョコレートを作り始めたブリュッセルにあり、昔ながらのレシピに忠実に従い、厳選された素材と最高の技術で伝統の味を守り続けています。
2つの製法を用いていて、1つはキャラメルなどを溶かしたチョコレートで包み込むエンロービングとヨーロッパで多く使われているシェルモールディングです。
シェルモールディングは芸術的なデザインの型のくぼみに溶かしたチョコレートを流し込み、さかさまにすることで余分なチョコレートを取り除きます。
そして冷やすとチョコレートが固まってシェルの形のものができます。
そのシェルにフィリングを入れてチョコレートをさらに薄く流し込み、再び冷やした後型から外すという方法です。このブランドではほとんどがこの方法でチョコレートを作っています。
クールやペルレアモンドなどの左右対象になっているチョコレートがありますが、これらはブックモールディングという2つの同じ型で作られたものを合わせるという方法で作られています。
ゴディバの人気商品
定番コレクションがあり、高級なヘーゼルナッツや上質なアーモンドを使っているプラリネ、リッチでまろやかな口どけになっているガナッシュ、クリーミーな味わいとビターな風味の両方を感じられるキャラメル、芳醇なカカオの香りが楽しめるシンプルなカレなどがオシャレなゴールドのパッケージに詰め合わせられています。
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