学割のサービスはドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社で実施されています。
三者三様のプランが出ており、どこが最安の料金なのか、じっくり比較検討をしていく必要があります。
ソフトバンクの学割の特徴
ソフトバンクの場合、
・25歳以下
・新規契約や他社からの乗りかえ
・機種変更
が対象となります。
1年半以上の継続を必須とする他者と違い、
そうした縛りが存在しないのもメリットの1つです。
最大の特徴は26歳となる誕生月までデータ容量が6GB追加して使える点です。
ドコモも同じ容量のデータが使えますが、それだけにとどまらず、
家族に対しても3GBのデータ容量が与えられるなど、
家族全体が得をするようになっています。
家族の中でそこまでデータ容量を使わないという人
毎月の使用料を一定期間割引するというプランで使うことができます。
2年や3年、こうした割引が使えることがあり、家族で契約する人にはこうしたプランがおすすめです。
auの学割の特徴
今まではソフトバンクにこうしたサービスで後れをとっていたauでしたが、学割に関してはソフトバンクを上回るものを出してきました。
データ容量が5GB増加し、最大760GBまで使うことが可能になっています。
つまり、5GBのデータ定額プランであれば10GBまで使うことが可能になっています。
また、データ容量を追加しながら、契約したデータ定額プランを1年間1000円引きで利用することができます。
ソフトバンクであればどちらかを選択しなければなりませんでしたが、auはどちらも特典としてついてきます。
また、auが展開する独自の有料サービスが期間限定ながら無料で使用できるなど、特典がかなり充実しています。
ドコモの学割の特徴
一方のドコモですが、学割が適用となるスマートフォンは、iPhoneと指定された機種に限られており、全てのスマートフォンに適用されるわけではありません。U25応援割と併用して提供されており、データ容量の増加は6GBと、auと変わりません。
1年間カケホーダイに関するサービスで値引きが行われるのも特徴です。
auではデータサービスでの値引き、ドコモは電話に関する料金の値引きという状況になっています。
また、高額のものにしか適用されないのもドコモの特徴です。
学生特有のスマホの使い方から見えてくる
「本当のお得さ」とは?
どこも似たようなサービスに思えますが、どういう環境で使うのかによって安く感じる場合や高く感じる場合が出てきます。家族で使うのであればソフトバンクが有利に働く一方、学生が自分で使う分にはau、安心感やブランドを重んじるならドコモと何に重きを置くかによってこのあたりは変わってきます。
ただ、無料通信アプリの台頭で電話回線を使う若者が少ないのも事実です。
そのため、かけ放題の値引きよりデータの値引きの方が需要があるように感じます。
そうした点からも、auは若者の利用シーンに合わせたプランが提供できており、他社に比べて一歩リードしていると言えます。
家族で使うのかどうなのか含めて、一度検討してみることをおすすめします。
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