PS3とPS4、こんなところが違います!
PS3は2006年11月に発売され、一方、PS4は2015年に発売が開始しました。
PSとPS2、PS2とPS3の発売間隔を見れば、若干長かった印象もありますが、
その高性能ぶりは発売前から世界中で評判となっていました。
特徴としては、中に積まれているCPUなどの電子部品の向上が挙げられます。
要は、グラフィックがとてもきれいになり、
一方で処理能力が大幅に前作より上回っていることから、
せっかくグラフィックにこだわったのに活かし切れないといったことがなくなり、
ソフトの開発者が思う存分作品にこだわることのできる環境が整いました。
ディスクは前作同様ブルーレイを採用していますが、
読み込みスピードは前作の6倍で素早く読み込むことができます。
また、今作ではセカンドCPUが搭載され、メインとの使い分けが実現し、
前作のように立ち上げに少し時間がかかるといった欠点を補うスペックが追加されました。
コントローラーもかなり充実しています。
コントローラーにはスピーカーやコントロール端子、
タッチパネルが搭載され、それを用いたゲームも多数登場しています。
また、PS4のほとんどのゲームソフトがPSVitaでも楽しめるなど
そのあたりの互換性もあります。
PS3とPS4の決定的な違い
PS2やPS3では前作のハードで作られたソフトも楽しめるようになっていましたが、
PS4では今までのハードで作られたゲームを遊ぶことはできなくなっています。
その代わりに、互換性を確保すべくクラウドサービスでプレイできるよう、
開発が現在行われています。
また、今までのハードでよく見られていた3色のAVマルチ端子は廃止され、
HDMI端子を接続しなければならなくなりました。
ですので、昔のブラウン管テレビのような
HDMI端子が装備されていないテレビでは遊ぶことができません。
HDMI端子のついたモニターなどをあらかじめ準備することが求められます。
変換ケーブルも使うことはできますが、
画質が悪くなる恐れが高いのであまりおすすめできません。
また、PS3ではUSBメモリーに取り込んだ音楽などを再生できましたが、
PS4ではそれができません。
同じく、CDも今作では使用することができません。
と、このように前作と今作とでは改良された点、
新しくするにあたって削ぎ落した点が様々あります。
ですが、PSVitaとの互換性の向上は大変魅力的です。
何よりグラフィックの向上は素晴らしいものがあります。
実際に野球ゲームを見ましたが、
グラフィックが繊細で一瞬本物かと見間違うほど、
その差がわかりませんでした。
ディスクゲームではありがちだったロード中の時間も極力減らされ、
快適にプレイすることができるのもPS4の良かった部分とも言えます。
大変残念な部分もありますが、
それを上回るほどすばらしい機能が備わっているように感じましたし、
PS3にもそれなりの良さがあったことに気付かされました。
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