愛車のメンテナンスできていますか?
車を維持していく上で、欠かせないものと言えば、日々のメンテナンスが挙げられます。
愛車を良い状態で保つ為には、ワイパー等の消耗品の交換や、
エンジンオイルの交換やオイルフィルターの交換、
ブレーキ液の補充等が必要になってきます。
これらのメンテナンスの中には、数年に1回程度メンテナンスが必要な箇所もあり、
バッテリーはその代表格といっても過言ではありません。
しかし、この交換タイミングというのが非常に難しく、何キロ走ったら交換です。
という明確な基準があるわけでもなければ、そのまま点検も何もせずに放置して、
その結果、バッテリーがあがってしまっては手遅れになってしまいます。
それなら、まだまだ使えるかもしれないけど、
予防措置として交換してしまおうと考えても、数万円の費用が発生し、
決して安価な商品であるとは言えない為、
なかなか交換タイミングがわかりにくいものであると言えます。
ここでは、バッテリー交換のタイミングについてお話しをします。
バッテリー交換のタイミング
そもそも、バッテリーには製造メーカーが設定した推奨の交換時期が記載されており、
商品によっては2年保証などを謳っている商品もあります。
しかし、2年保証だからといって必ず2年もつかと言われれば、
必ずしもそうではありません。
なぜなら、その車の使い方、使われ方によって
その寿命はメーカー推奨値と前後することがあるからです。
自動車のバッテリーは走行することによって充電されるものであり、
ある程度の時間走行していないと充電ができません。
その為、近い距離しか運転する機会がなかったり、
週末しか車に乗る機会がないという人であれば、毎日の様に車を運転している人や
長距離を運転する人に比べて、充電される機会が少ないことになる為、
結果として寿命が短くなってしまう傾向があるといえます。
では、普段の車の使い方によって寿命が左右される為に、
メーカー推奨の交換時期を鵜呑みにできないのであれば、
何を基準に交換のタイミングを判断すればよいのでしょうか。
それは、バッテリー内部の電解液の硫酸分の比重で判断することができます。
この比重の数値が基準値を下回った場合には、寿命を迎えている。
もしくは、寿命が近づいてきていると判断することができます。
よってこのタイミングで交換を検討するのがよいのではないでしょうか。
この電解液の比重のチェックは、
自分の目でみてできるというレベルではありません。
ガソリンスタンドやカー用品店などで、
比重計という測定機を使用することで数値を知ることができます。
ほとんどのガソリンスタンドやカー用品店では、
無料で測定をお願いすることができ、時間も数分で完了します。
他のメンテナンスやガソリン給油などのついでに定期的に測定してもらうことで、
交換のタイミングを見定めやすくすることができます。
せっかくの愛車を長く乗り続ける為にも、
部品の交換時期は適切なタイミングで実施しておきたいものです。
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