SUMMER SONIC(サマーソニック)は、毎年8月の上旬から中旬までの土日の2日間で行われる都市型ロック・フェスティバルです。開催地は千葉と大阪、2000年より開催されています。
今年のチケットはみなさんもうゲットされましたか?
国内初の関東・関西の2大都市で同時開催され、出演アーティスト総入れ替えというフェス形式で行われています。
動員数は、観客が居心地がよく活動しやすいことを考慮して1日あたりの動員数を5万人~6万人を目安に運営側が設定、さらに「日帰りで気軽に行ける」ことをコンセプトにしており、他の音楽フェスに比べると初心者でも参加しやすいのが特徴でしょう。
出演アーティストのジャンル傾向は、開催当初は洋楽ロックを中心にしていましたが現在は様々な嗜好に対応し、ジャンルレス化してきています。2000年代後半は洋楽ロックのみならず、J-POP、アイドルユニット、ポップパンクの出演も増えてきました。
中高生から年配の方まで幅広く楽しめるとして、雑多な性質を持つフェスです。
そのためオーディエンス傾向は、当初は20代や30代が中心だったものがジャンルレス化していからは10代~40代まで幅広くなってきています。都市型、日帰り、アーティストの多様化などを含めて、10代でも参加しやすい敷居の低さもサマソニの利点です。
見どころは、一定方向の嗜好に縛られない音楽が楽しめるという点でしょう。
開催当初の洋楽ロックの名残はそのままなので、国内フェスの中でも洋楽アーティストの出演が多いフェスティバルになっています。もちろん邦楽アーティストの出演も多く、国内外問わず新人勢からトップクラスのアーティストまで出演しています。
サマソニを機にブレイクするアーティストも少なくはなく、また解散・休止中のアーティストが復活を遂げる瞬間を目にすることもできるとして人気です。
そして、東京や大阪の中心地から約1時間で会場にたどり着けるという利便性も魅力の一つでしょう。地方の交通の便の悪さ、ガチ野外フェスの面倒くささはありません。サマソニは半野外、半室内フェスなので気楽に楽しめます。
もちろん、服装、持ち物、日射病、脱水症状などには注意しておくことが必要ですが、初めてロックフェスに参加するという人にはお勧めです。
音楽フェスの楽しみ方は一つではありません。
会場でご飯を食べたり、友達と会ったり、喋ったり、中には知らない人と仲良くなってしまうなんてこともあります。音楽を知らなくても楽しめる、それがロックフェスです。
もしアーティストを発掘したいというのなら、参加する前に注目アーティストなどをチェックしておくのもいいでしょう。
ロックフェスは主催者、アーティスト、観客が一丸となって作り上げていくものであり、本当の主役はフェスを楽しんでいる観客です。そこでお気に入りのアーティストを発掘できれば尚良し、ライブはCDで聞くのとは異なり、体感するものなので、あまり深く考えず楽しみましょう。
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