※内容にはPRを含みます。

金沢のオススメスポット

兼六園 旅行

金沢でオススメのスポットは兼六園です
。兼六園までは金沢駅前バス乗り場の東口3番、西口5番のバスを「兼六園下・金沢城」で降りて徒歩で2分ほど行きます。兼六園は日本三大名園の一つで、国の特別名勝にも指定されています。
兼六園は中国の宋時代の書物である「洛陽名園記」の中の宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の「六勝」を全て兼ね備えていることに由来します。
兼六園と名付けたのは奥羽白河藩主の松平定信で、1822年のことでした。
兼六園は5代目藩主の前田綱紀が別荘を建てて周辺に庭を造ったことが始まりです。

兼六園

その後加賀藩前田家の歴代藩主が長い歳月をかけて現在の一大庭園を完成させました。
江戸時代では金沢城の防衛として戦略的価値も持っており、美しいだけでなく歴史的に意義のある庭園です。
多くの池と掘り上げた土でできた山、御亭から構成されており、「築山・林泉・廻游式庭園」といわれます。
兼六園のシンボルは2本脚の徽軫灯籠です。

水面を照らす雪見灯籠が変化したもので、形が楽器の琴の糸を支え、音を調整する琴柱に似ています。脚は元々同じ長さでしたが、何らかの原因で折れたことで現在は石の上に片脚だけ乗せてバランスを取っています。前方に広がる虹橋ともみじが調和して記念撮影にピッタリの場所です。

兼六園

兼六園で最も大きな池は霞ヶ池で園内の中央に位置しています。
周辺の名勝や植木を見ながら廻ると、季節によって異なる美しい景色を楽しめます。
霞ヶ池のほとりには、内橋亭があります。
名物あんころ餅やお抹茶、そば、丼物を提供しています。
池に浮んでいる蓬菜島は不老長寿を表しており、その形状が亀に似ているので亀甲島とも称されます。
13代藩主の前田斉泰が池を大幅に拡張しました。また前田斉泰は唐崎松を琵琶湖畔から種子を取り寄せて育てたことでも有名です。兼六園の中でも見事な黒松で、雪の重みによる枝折れを防止するために行う雪吊りは、金沢の冬を象徴しています。円錐形のシルエットが特徴的です。

訪れるのに最適な時間

兼六団子

兼六園は朝訪れるのが良いです。
3月1日~10月15日の間は朝7時から開園しています。
さらに4月1日~8月31日は通常より2時間早い朝4時から入園することができ、無料で利用できます。
人も少なく、兼六園の余すところなく楽しめます。

兼六園を満喫するために

初めて兼六園を訪れる人は、観光ボランティアガイド「まいどさん」がオススメです。メンバーはおよそ240人で、朝9時~夕方5時まで希望する観光スポットを案内してくれます。
申し込みを7日前までに行えば、ガイド料も無料で兼六園の魅力を教えてくれます。

花より団子!?

兼六園でよくメディアに取り上げられるのが兼六団子です。清水亭の人気商品です。
草色と白色の団子で甘味はないので、きな粉が入った砂糖が添えてあります。縁台で景色を眺めながら食べる団子の素朴な味わいが好評です。
兼六園は入園料がかかりますが、食事だけ楽しむ場合は事前に申し出をすれば無料で店まで行くことができます。その際は利用する店が送迎します。

コメント