メール便は、自宅に居なくてもポストに投函されるだけで受け取る事のできる便利なサービスです。
昼間働いていて忙しい人でも受け取りが簡単な事から、通販やオークションなどでも頻繁に利用されています。
規定内のものなら、何でも送ることができるのでちょっとした本や雑誌、CDやDVD、またはゲームソフトなどの商品を送ることができるのもメリットと言えます。
送料も宅配便より安く利用できるので、送る側も受け取る側にも便利なサービスとなっていて人気があります。
このサービスが利用できる大手の会社の代表的な物に、ヤマト運輸のネコポス、佐川急便の飛脚メール便・飛脚ゆうメールなどがあります。
佐川急便では、この2種類のサービスが用意されており、用途によって使い分ける事ができます。
飛脚ゆうメールは日本郵便のサービスを利用するもので、値段を安くでき、配達は郵便局の配達員に任されます。
通常のサービスよりも少し安いですが、郵便局を経由することで少し遅れが生じるというネックがあります。
ヤマト運輸はもともとクロネコメール便という名前のサービスを展開していましたが、2015年3月に廃止され、新たに「ネコポス」という名前のポストに投函するサービスに変更になりました。
変更前のクロネコメール便と比べると割高になり、実質の値上げということになります。
発送場所についてですが、ヤマトの前のサービスはもともとコンビニエンスストア等でも発送できたのですが、ネコポスに変更になった事でそれが出来なくなり、少し不便になってしまったようです。
そんなこともあり、ヤマトと佐川の発送方法については、営業所への持ち込みかドライバーさんに集荷して貰う方法のみになるので両社は同じ条件になったと言えます。
ちなみにどちらのサービスも、法人や個人事業者のみ利用することができ、個人では利用できません。
メール便の料金
料金についてですが、ヤマトのネコポスは1個あたりの上限金額が全国一律で378円となっています。
利用料が多ければ多いほど割引をしてくれるサービスとなっており、大量に頻繁に利用される場合にはお得になると言えます。
飛脚メール便の料金は全国一律で重さにより、300g以内なら165円、699g以内なら216円、1㎏以内なら319円という値段設定になっています。
軽いものならならば、佐川急便のサービスの方が安く利用できる傾向にあります。
更に安い飛脚ゆうメール便もあり、重さによって113円から利用でます。
ただ前述したように郵便局を通すため、迅速に届けることを重視した方なら利用に迷うかもしれません。
大量に送る予定がある場合はネコポスの方が割安になる可能性もありますが、利用方法によって変わってくるのでどちらが安いかは一概には言えません。
利用する前によく会社へ確認してみた方が良さそうです。
利用する商品の重さによって、またはかかる日数の違いなども考慮して一番お得なサービスを見極めましょう。
自分のケースの場合にどうなのかをよく比較して検討することで、経費の削減にも繋がりそうです。
ただ少しサービスの料金形態がややこしい傾向にあるので、慎重に検討してみた方が良さそうです。
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