アウトドアブランドColumbiaの誕生
オレゴン州ポートランドで1938年に創設されたColumbia(コロンビア)は家族で営む帽子問屋としてスタートしました。
元々ドイツで縫製工場を経営していたポール・ラムフロムさんが家族で移住をしたアメリカで新たなビジネスを始めるために帽子問屋の権利を買い取ったのです。
そしてポール・ラムフロムさんとその次女ガード・ボイルさんとその夫のニール・ボイルさんとでビジネスを拡大していきました。
この帽子問屋が後の「コロンビアスポーツウェアカンパニー」になります。
しかし、社長であるポール・ラムフロムさんとニール・ボイルさんが相次いでなくなるという不幸があり会社の存続が危うくなったのです。そのとき、Columbia(コロンビア)はまだビジネスが軌道に乗り始めたばかりで会社の評価が低く会社を手放すにも二束三文になることがわかりました。
そこで残されたガード・ボイルさんはまだ発展途上国の会社を立て直して軌道に乗せることにチャレンジしはじめたのです。
会社の再建に向けて努力を重ねて10年あまり、様々な商品を販売してきたColumbiaはとうとうヒットアイテムを作り出すことに成功したのです。
Columbiaのヒットアイテム
それはジャケットとインナーをジップで着脱できる「インターチェンジシステム」を採用したアウターでした。
このインターチェンジシステムを採用した「バガブーパーカ」はその高い機能性でアウトドアを楽しむ人々から受け入れられてアメリカ国内でのアウトドアウェアの最多販売数を記録したのです。
Columbiaの成長
現在コロンビアはアウトドアを楽しむ人々だけでなくカジュアルファッションとしてタウンユースでも愛用者が多い人気ブランドとなりました。
保温性や防水性が高いアウターはもちろん、ボトムやTシャツなども外せません。歴史のあるアウトドアブランドならではの高い機能性はファッションアイテムも同じです。
夏に欠かせないTシャツは速乾性があり汗をかいてもサラッとした着心地をキープできます。
また、サンプロテクション機能が備わったボトムやシャツ、汚れが付きにくい素材を使ったものなど一般的なファッションアイテムにはない機能性が男性のみならず女性にも人気となっています。
ウェアだけではないColumbiaのアイテム展開
また、Columbiaはファッションアイテムだけではありません。
アウトドアだけでなく街での普段使いにもぴったりのリュックが豊富に揃っています。
コロンビアならではの機能性で使いやすく普段のファッションにも合わせやすい洗練されたデザインが人気です。
パソコンを収納するスペースがあるものや高い耐久性と撥水性のある素材を使っているものはビジネスマンにも愛用者が多いです。
もちろんアウトドアブランドのリュックなのでたくさん入るモデルも多くあります。
大容量で軽くシンプルなデザインのものは学生からビジネスマン、カジュアルファッションを楽しむ女性まで幅広く人気となっています。
機能性だけでなく安全性やデザイン性にもこだわったコロンビアの商品はアウトドアを身近に楽しめるおしゃれなアイテムが揃っています。
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