北陸新幹線で行くオススメスポット

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2015年3月に北陸新幹線が開通して、小京都とも呼ばれる金沢へ旅行に行く方が増えてきています。東京から4時間ほどかかっていた長い距離も現在では北陸新幹線を使えば2時間半で行くことができるのです。駅の美しさで有名なのはもちろん、日本の三大庭園の一つである兼六園など見どころが多い金沢ですが、北陸新幹線を利用するのであればいろんな場所を見てまわるのも素敵です。

北陸新幹線

例えば富山県の新高岡駅周辺には金屋町というところがありますが、ここでは映画やテレビなどでもよく使われる昔懐かしい格子造りの家々が立ち並んでいます。高岡は鋳物造りが有名です。日本一の木彫りに興味がある方には井波町もオススメです。井波町は多くの彫刻工房があり、彫刻師もなんと300人以上存在しています。個性的な彫刻を見つけることもできますのでお出かけしてみるのも良いでしょう。

昔ながらの家に泊まってみたいという方には五箇山です。この地方独特の合掌造りという建築方法で建てられた家に実際に泊まることができます。世界遺産にも登録されています。自然豊かで夏も冬もそれぞれ美しい景色を楽しむことができます。冬は雪が多いので大変ですが、合掌造りの家の灯りと雪のコラボは大変な美しさです。アクセスは新高岡駅から城端線に乗って砺波駅までが約20分ほどかかります。その後、砺波駅からはバスで五箇山まで約40分ほどで行くことができます。まるでタイムスリップでもしたかのような昔ながらの景色を楽しみましょう。五箇山まで行ったらすぐ近くの桂湖へ足を伸ばしてみるとキャンプやカヌーをすることができます。桂湖ではキャンプだけではなくコテージもありますので泊まっていくことも可能です。

富山駅周辺にまで訪れれば松川遊覧船に乗ってのんびりと過ごすこともできます。この遊覧船は1988年から運航していて富山城址公園の横を流れる松川をはじめ、7つの橋をめぐります。松川は江戸時代初期から明治時代後期まで最大の通商路として栄えた旧神通川のなごりで、かつての賑わいを偲びながら遊覧することができます。春ですと日本のさくら名所100選にも選ばれている美しい桜を見ながらの遊覧も可能です。松川沿いにはソメイヨシノが460本も植えられています。また富山湾では夜明け前に行なわれる美しいホタルイカ漁を海上で楽しむことができます。海上で見ることができるのは1年で1度4月から5月だけです。定置網にかかったホタルイカは青い光を放ち、夜明け前の景色と相まって非常に幻想的な雰囲気を醸し出します。

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また温泉好きな方には宇奈月温泉も人気です。黒部市にある温泉で、黒部川の渓谷沿いなどに旅館などが多く建ち並んでいます。7キロもある引湯管は全国的にも珍しく、それによって引湯された温泉に入ることができます。宇奈月温泉は富山県でも最大の温泉地で、特に冬になると魚介類がとてもおいしい季節ですから食事面でも満足できます。

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